テレサ‐デ‐ヘスス【Teresa de Jesús】
[1515〜1582]スペインのキリスト教神秘主義者。聖女。アビラ生まれ。修道会カルメル会の改革運動を興し、「跣足(せんそく)カルメル会」を創立した。イエズスのテレジア。著「霊魂の城」「完徳の道...
テレンティウス【Publius Terentius Afer】
[前195ころ〜前159]古代ローマの喜劇作家。カルタゴ生まれの解放奴隷。整った劇作法で、人生批評的な作品を書き、教養人にもてはやされた。作「アンドロスの女」など。
テレーズ【Thérèse】
[1873〜1897]フランスのカルメル会修道女。幼子のような信仰と敬虔・純潔な生活により、死後、1925年に列聖。自伝「小さい花」は広く読まれた。
てんしょう‐いん【天璋院】
[1837〜1883]江戸幕府第13代将軍徳川家定の正室。幼名は於一(おかつ)。薩摩藩今和泉領主、島津忠剛(ただたけ)の子として生まれる。島津斉彬の養女(篤子(あつこ)と改名)となり、近衛家の養...
てん‐じゅ【天授】
天から授かること。また、授かったもの。特に、生まれつきの才能。天性。
てんどう‐あらた【天童荒太】
[1960〜 ]小説家。愛媛の生まれ。本名、栗田教行。映画の原作などを手がけたのち、作家活動に入る。「悼む人」で直木賞受賞。他に「永遠の仔(こ)」「包帯クラブ」など。
ディオゲネス【Diogenēs ho Seleukeus】
[前240ころ〜前152]古代ギリシャの哲学者。バビロニアのセレウケイアの生まれ。クリュシッポスの弟子。ストア学派の学頭としてタルソスのゼノンの後継者。セレウケイアのディオゲネス。バビロニアのデ...
ディートリヒ【Marlene Dietrich】
[1901〜1992]米国の映画女優。ドイツ生まれ。ドイツ映画「嘆きの天使」で一躍注目され、米国映画界入り。退廃的な雰囲気で人気を博した。歌手としても活躍。出演作「モロッコ」「情婦」など。
でくね‐たつろう【出久根達郎】
[1944〜 ]小説家。茨城の生まれ。古書店主として、古本を題材にした小説を執筆。巧みな話術を生かして人間を描写する実力派として評価される。「佃島(つくだじま)ふたり書房」で直木賞受賞。他に「無...
デ‐クーニング【Willem de Kooning】
[1904〜1997]米国の画家。オランダ生まれ。抽象表現主義の代表的作家の一人。連作「女」など。