モラエス【Wenceslau de Moraes】
[1854〜1929]ポルトガルの海軍軍人・日本文化研究家。明治31年(1898)来日、神戸・大阪領事となり、日本女性と結婚し、のち徳島に永住。日本の民俗・文化を海外に紹介した。著「日本通信」「...
モラビア【Alberto Moravia】
[1907〜1990]イタリアの小説家。心理主義的な写実描写により、現代人の倦怠(けんたい)と退廃を鋭く描き出した。作「無関心な人々」「ローマの女」など。
モラン【Paul Morand】
[1888〜1976]フランスの小説家・詩人。外交官として世界各地に駐在、異国趣味的コスモポリタニズムに立つ新感覚の作品を書いた。作「夜ひらく」「夜とざす」「恋のヨーロッパ」など。
モランテ【Elsa Morante】
[1912〜1985]イタリアの女性作家。モラビアの最初の妻。寓話的な筆致で独得な詩的世界を構築した。小説「禁じられた恋の島」、大作「歴史」など。