ごしょ‐へいのすけ【五所平之助】
[1902〜1981]映画監督。東京の生まれ。昭和6年(1931)日本最初の本格的トーキー作品「マダムと女房」を製作。また、文芸映画に優れた手腕をみせた。代表作「伊豆の踊子」「煙突の見える場所」など。
ごすこう‐いん【後崇光院】
[1372〜1456]崇光天皇の孫。伏見宮栄仁親王の王子。名は貞成(さだふさ)。法名、道欽。その日記「看聞日記」は、当時の政治・社会を伝える貴重な史料。
サウル【Saul】
[?〜前1010]イスラエル初代の国王。在位、前1020〜前1010。預言者サムエルによって王位につき、ペリシテ人の攻勢と対抗、王国の基礎をつくった。のちサムエルと不和を生じ、ペリシテ人との戦...
サダト【Anwar al-Sādāt】
[1918〜1981]エジプトの政治家。自由将校団の一員として1952年の軍事クーデターに参加。1970年、ナセルの死後、第2代大統領に就任。1979年、イスラエルとの間に平和条約を成立させたが...
サミュエルソン【Paul Anthony Samuelson】
[1915〜2009]米国の経済学者。近代経済学を数学的分析方法で解明し、新しい進路を開いた。1970年、ノーベル経済学賞受賞。著「経済分析の基礎」「経済学」など。サムエルソン。
サムエル【Samuel】
前11世紀ごろの預言者・祭司。イスラエル最後の士師。ペリシテ人の攻勢に対し、サウルをイスラエル王国最初の王位につけ、イスラエルの宗教的統一を図った。のちダビデを擁立。
サムエルソン【Samuelson】
⇒サミュエルソン
サムソン【Samson】
旧約聖書中の人物。イスラエルの士師で、怪力の持ち主。ペリシテ人と再三戦ってこれを破ったが、愛人デリラの策謀でその大力の根源である長髪を失い、敵に捕らえられて両眼をも失った。しかし、最後の怪力で神...
サラディン【Saladin】
[1138〜1193]エジプトのアイユーブ朝の創始者。クルド族出身。在位1169〜1193。十字軍との戦いでエルサレムを奪回。英明寛容な君主としてヨーロッパでもたたえられた。サラーフ=アッディー...
さるまる‐だゆう【猿丸大夫】
奈良後期または平安初期の伝説的歌人。三十六歌仙の一人。古今集の真名序にその名がみえる。