こうしょう【洪昇】
[1645〜1704]中国、清初の劇作家。銭塘(せんとう)(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は昉思(ほうし)。号、稗畦(はいけい)。唐の玄宗と楊貴妃(ようきひ)の物語に取材した「長生殿」は...
こうしょう【康尚】
平安中期の仏師。定朝(じょうちょう)の父。子の定朝をはじめとする多くの弟子を抱えて仏所を形成、摂関家の造寺発願に際して造仏に従事し、仏師職の祖といわれる。今日、確証ある遺作は伝存しないが、東福寺...
さわ‐しょう【沢正】
「沢田正次郎」の愛称。
しばた‐しょう【柴田翔】
[1935〜 ]小説家・ドイツ文学者。東京の生まれ。「されどわれらが日々—」で芥川賞受賞。他に「贈る言葉」「鳥の影」など。評論に「ゲーテ『ファウスト』を読む」、訳書に「ファウスト」がある。
しゅ‐げんしょう【朱元璋】
[1328〜1398]中国、明朝初代の皇帝。在位1368〜1398。廟号は太祖。在位年号により洪武帝ともいう。紅巾(こうきん)軍の一兵卒から身を起こし、華中を支配。続いて元軍を追って全国を統一。...
しんら‐ばんしょう【森羅万象】
[1754〜1809]江戸後期の狂歌師・戯作者・医師。江戸の人。本名、森島中良、のち桂川甫斎。通称、甫粲(ほさん)。狂号、竹杖為軽(たけづえのすがる)。平賀源内の門人で、2世風来山人と称した。洒...
じゃくしょう【寂照】
[964〜1034]平安中期の天台宗の僧。京都の人。俗名、大江定基。文章博士(もんじょうはかせ)となったが、妻を失って出家。長保5年(1003)入宋し、杭州(浙江(せっこう)省)で没した。「寂昭...
じょ‐せいしょう【徐世昌】
[1855〜1939]中国、清末・民国初期の政治家。天津(てんしん)(河北省)の人。字(あざな)は菊人(きくじん)。1918年、安徽(あんき)派と奉天派に推されて大総統に就任、革命派との和議を策...
たきぐち‐ゆうしょう【滝口悠生】
[1982〜 ]小説家。東京の生まれ。平成23年(2011)「楽器」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。「死んでいない者」で芥川賞受賞。他に「愛と人生」など。
ちの‐しょうしょう【茅野蕭々】
[1883〜1946]ドイツ文学者・歌人。長野の生まれ。本名、儀太郎。雅子の夫。著「ゲョエテ研究」、翻訳「リルケ詩抄」。