たかは‐しゅぎょう【鷹羽狩行】
[1930〜2024]俳人。山形の生まれ。本名、高橋行雄。山口誓子・秋元不死男に師事し、のち俳誌「狩」を創刊、主宰。第1句集「誕生」で俳人協会賞受賞。「十五峯(じゅうごほう)」で詩歌文学館賞・蛇...
たかはし‐ゆいち【高橋由一】
[1828〜1894]洋画家。江戸の生まれ。初め川上冬崖(かわかみとうがい)、のちワーグマンに師事。明治6年(1873)私塾、天絵楼(てんかいろう)を創立。油彩による写実を追求。作「花魁(おいら...
たかはし‐よしお【高橋義夫】
[1945〜 ]小説家。千葉の生まれ。編集者を経て小説家となる。個性的な時代小説で知られ、「狼奉行(おおかみぶぎょう)」で直木賞受賞。他に「闇の葬列」「秘宝月山丸」「北緯50度に消ゆ」など。
たかはし‐よしとき【高橋至時】
[1764〜1804]江戸中期の天文学者。大坂の人。号、東岡。通称、作左衛門。麻田剛立(あさだごうりゅう)に師事。幕府天文方として寛政の改暦事業に成功。編訳「ラランデ暦書管見」。
たかはた‐いさお【高畑勲】
[1935〜2018]アニメーション作家。三重の生まれ。はじめテレビアニメを演出・監督、のちアニメ映画の脚本・監督を手がける。「風の谷のナウシカ」など、宮崎駿(はやお)監督作品のプロデュースでも...
たかはま‐きょし【高浜虚子】
[1874〜1959]俳人・小説家。愛媛の生まれ。本名、清(きよし)。正岡子規に師事。俳誌「ホトトギス」を継承して主宰、多くの門下を育てた。句風は客観写生・花鳥諷詠に立ち、平明で余情が深い。文...
たかはま‐としお【高浜年尾】
[1900〜1979]俳人。東京の生まれ。虚子の長男。稲畑汀子の父。虚子から俳誌「ホトトギス」を継承して主宰。著作に「年尾句集」「俳諧手引」など。
たかばたけ‐たつしろう【高畠達四郎】
[1895〜1976]洋画家。東京の生まれ。フランスに留学、帰国後、独立美術協会の創立に参加。詩的な風景画で知られた。
たかばたけ‐もとゆき【高畠素之】
[1886〜1928]社会思想家。群馬の生まれ。堺利彦の売文社に入り、社会主義雑誌「新社会」の編集に参加。日本で初めて「資本論」を完訳。
たかばやし‐よういち【高林陽一】
[1931〜2012]映画監督。京都の生まれ。学生時代から8ミリ・16ミリの映画を制作、海外で評価されたのち、国内でも注目される。暗い情念にエロスをにじませた作品が人気を呼ぶ。代表作「すばらしい...