なかむら‐かんくろう【中村勘九郎】
⇒中村勘三郎
なかむら‐かんざぶろう【中村勘三郎】
歌舞伎俳優。 (初世)[1598〜1658]山城の人。屋号、柏屋。寛永元年(1624)江戸中橋に江戸で最初の歌舞伎劇場猿若座を創立、のち中村座と改称。以後代々俳優と座元を継承。猿若勘三郎。 ...
なかむら‐がくりょう【中村岳陵】
[1890〜1969]日本画家。静岡の生まれ。本名、恒吉(つねきち)。日本画の伝統的技法に近代西欧絵画の表現を取り入れた独自の画風を確立。大阪四天王寺金堂壁画を制作した。文化勲章受章。
なかむら‐きちえもん【中村吉右衛門】
歌舞伎俳優。屋号、播磨(はりま)屋。 (初世)[1886〜1954]東京の生まれ。3世中村歌六の長男。9世市川団十郎の芸風を継承し、立役を得意とした。6世尾上菊五郎と菊吉時代をつくった名優。文...
なかむら‐きちぞう【中村吉蔵】
[1877〜1941]劇作家・演劇学者。島根の生まれ。欧米に留学。帰国後は芸術座に参加し、近代劇運動で活躍した。戯曲「剃刀」「井伊大老の死」「星亨(ほしとおる)」、論文「日本戯曲技巧論」など。
なかむら‐しゅうじ【中村修二】
[1954〜 ]科学技術者。愛媛の生まれ。平成5年(1993)、世界で初めて高輝度青色発光ダイオードの開発・製品化に成功。平成26年(2014)、赤崎勇・天野浩とともにノーベル物理学賞受賞。同年...
なかむら‐つね【中村彝】
[1887〜1924]洋画家。茨城の生まれ。中村不折・満谷国四郎に師事。レンブラント・ルノワールらの影響を受け、肖像画を多く描いた。作「エロシェンコ氏の像」など。
なかむら‐とみじゅうろう【中村富十郎】
[1719〜1786]歌舞伎俳優。初世。屋号、天王寺屋。大坂の人。初世芳沢あやめの三男。名女形として活躍し、「京鹿子娘道成寺」の創演者として知られる。
なかむら‐はじめ【中村元】
[1912〜1999]インド哲学者・仏教学者。島根の生まれ。昭和32年(1957)「初期ヴェーダーンタ哲学史」で学士院恩賜賞受賞。昭和48年(1973)、東洋思想の研究機関である東方学院を創立。...
なかむら‐みつお【中村光夫】
[1911〜1988]評論家・劇作家・小説家。東京の生まれ。本名、木庭一郎。近代リアリズムの歴史をたどり、日本近代文学に対して鋭い批判を行った。評論「二葉亭論」「風俗小説論」、小説「わが性の白書...