ほう‐しゅくが【鮑叔牙】
中国、春秋時代の斉(せい)の政治家。斉の桓公に仕え、友人の管仲を宰相に推薦して、桓公の覇道を達成させた。「管鮑(かんぽう)の交わり」の故事で知られる。生没年未詳。
ほうじょう‐ひでじ【北条秀司】
[1902〜1996]劇作家。大阪の生まれ。本名、飯野秀二。岡本綺堂に師事。新派・新国劇・歌舞伎などの商業演劇の脚本を数多く執筆。作「閣下」「王将」「霧の音」「建礼門院」など。昭和62年(198...
ほそかわ‐しげかた【細川重賢】
[1721〜1785]江戸中期の熊本藩主。倹約を奨励し、また、藩校時習館の開設や殖産事業に尽力して藩政の改革に努めた。
ほそかわ‐もりひろ【細川護煕】
[1938〜 ]政治家。東京の生まれ。旧熊本藩主細川家当主。新聞記者を経て昭和46年(1971)自民党から参議院議員に。同58年、熊本県知事。平成4年(1992)日本新党を結成し参院選に当選。翌...
ほそだ‐えいし【細田栄之】
[1756〜1829]江戸後期の浮世絵師。江戸の人。本名、時富。旗本の出身で、狩野典信(かのうみちのぶ)に師事。のち浮世絵を手がけ、鳥文斎と号して一派をなした。全身像の優美な美人画が特徴。
ホフマン【Ernst Theodor Amadeus Hoffmann】
[1776〜1822]ドイツの小説家。判事兼作家の生活を送り、怪奇的、幻想的な作品を書いた。絵画・音楽にもすぐれた。作「黄金の壺(つぼ)」「悪魔の霊液」「牡猫ムルの人生観」など。
ほり‐たつお【堀辰雄】
[1904〜1953]小説家。東京の生まれ。芥川竜之介に師事。フランス文学、特に心理主義的手法の影響を受け、知性と叙情の融合した独自の世界を築いた。作「聖家族」「風立ちぬ」「菜穂子」「美しい村」など。
ほんごう‐しん【本郷新】
[1905〜1980]彫刻家。北海道の生まれ。高村光太郎に師事。新制作派協会彫刻部創設に参加。代表作に戦没学生記念像「わだつみのこえ」「氷雪の門」など。
ぼく‐えいこう【朴泳孝】
[1861〜1939]朝鮮、李朝末の政治家。金玉均らと独立党を形成。1884年甲申事変に失敗し、日本に亡命。94年、内務大臣。日韓併合後、侯爵・中枢院顧問官。パク=ヨンヒョ。
ボース【Subhāsh Chandra Bose】
[1897〜1945]インドの民族主義者。国民会議派の指導者の一人。第二次大戦開始とともに、ドイツ・日本などとの協力による反英・独立闘争を企図し、インド国民軍を組織して日本軍に協力したが失敗。飛...