ざい‐ご【在五】
《在原(ありわら)氏の五男の意》「在五中将」の略。
なおき‐さんじゅうご【直木三十五】
[1891〜1934]小説家。大阪の生まれ。本名、植村宗一。「時事新報」に月評を執筆。のち、時代小説「南国太平記」で流行作家となり、大衆文学の向上に貢献。他に「荒木又右衛門」「楠木正成」など。
ふかい‐えいご【深井英五】
[1871〜1945]銀行家。群馬の生まれ。国民新聞の記者を経て、当時の大蔵大臣松方正義の秘書に転身。のち日本銀行に入行し、営業局長・副総裁・総裁などを歴任した。著作に「通貨調節論」など。
ほんだ‐しゅうご【本多秋五】
[1908〜2001]文芸評論家。愛知の生まれ。雑誌「近代文学」創刊に参加。創刊号巻頭で「芸術・歴史・人間」を発表。他に「転向文学論」「物語戦後文学史」「古い記憶の井戸」「志賀直哉」など。
まつなが‐せきご【松永尺五】
[1592〜1657]江戸初期の儒学者。京都の人。貞徳の子。名は昌三。字(あざな)は遐年(かねん)。藤原惺窩(ふじわらせいか)の高弟。京都に講習堂を開き、門下から木下順庵・貝原益軒らを出した。著...