こぼり‐えんしゅう【小堀遠州】
[1579〜1647]江戸初期の茶人・造園家。遠州流茶道の祖。近江(おうみ)の人。名は政一。号、宗甫・孤篷(こほう)庵。遠江守(とおとうみのかみ)。豊臣秀吉、徳川家康・秀忠らに仕え、作事奉行を務...
こぼり‐ともと【小堀鞆音】
[1864〜1931]日本画家。栃木の生まれ。旧姓、須藤。本名、桂三郎。日本美術院創立に参加。大和絵の伝統を守り、歴史画・人物画をよくした。
こまい‐たく【駒井卓】
[1886〜1972]動物学者・遺伝学者。兵庫の生まれ。欧米に留学。T=H=モルガンに師事し、ショウジョウバエの遺伝を研究。日本での進化遺伝学・人類遺伝学の先駆者となった。
コルタサル【Julio Cortázar】
[1914〜1984]アルゼンチンの小説家・詩人。幻想的作風で知られ、現代人の苦悩と魂の彷徨(ほうこう)を描いた長編小説「石蹴り遊び」は、現代ラテンアメリカ文学を代表する作品の一つ。ほかに、短編...
コロレンコ【Vladimir Galaktionovich Korolenko】
[1853〜1921]ロシアの小説家。ナロードニキの立場から人道主義に基づく作品を発表。作「マカールの夢」「盲音楽師」など。
コロンタイ【Aleksandra Mikhaylovna Kollontay】
[1872〜1952]ソ連の女流政治家・作家。十月革命後、福祉人民委員・党婦人部長などの要職につき、各国大使を歴任。性の自由を説いた小説「赤い花」のほか、婦人問題についての著作も多い。
こん【鯀】
中国古代の伝説上の人物。夏の禹(う)王の父。尭帝に仕えて大水を治めようとして失敗し、舜帝によって追放されたといわれる。
こんごう‐ち【金剛智】
仏の智慧。きわめて堅固な智慧。 [補説]人名別項。→金剛智
ごほう【護法】
《(梵)Dharmapāla》6世紀中ごろの南インドの僧。仏教を広めて多くの門下を教育。唯識(ゆいしき)十大論師(ろんじ)の一人。著「成(じょう)唯識論」など。
ゴルトン【Francis Galton】
[1822〜1911]英国の人類遺伝学者。医学を修めたが、いとこのC=ダーウィンの影響で遺伝現象に関心を持ち、人間能力が遺伝性であることを指摘。1883年、優生学を提唱し、その創始者となった。ゴ...