あしかが‐よしまさ【足利義政】
[1436〜1490]室町幕府第8代将軍。在職1449〜1474。義教(よしのり)の子。初め弟義視(よしみ)を養子としたが、実子の義尚(よしひさ)が生まれるとこれを将軍にしようとして応仁の乱の一...
あしかが‐よしみつ【足利義満】
[1358〜1408]室町幕府第3代将軍。在職1369〜1395。義詮(よしあきら)の子。南北朝合一を果たし、明(みん)と勘合貿易を開いて室町幕府の最盛期を現出した。能楽の保護、金閣の建立などに...
アショカ‐おう【アショカ王】
《(梵)Aśoka》前3世紀ごろ、古代インドのマウリヤ朝第3世の王。カリンガ国を征服し、ほぼ全インドを統一。仏教を保護・奨励し、第3回の経典結集(けつじゅう)を行った。阿育王。阿輸迦(あしゅか)王。
あじゃせ【阿闍世】
《(梵)Ajātaśatruの音写》前5世紀ごろのインドのマガダ国王。父の頻婆娑羅(びんばしゃら)王を殺して王位に就いたが、のち釈迦の教えに従い、仏教教団の保護者になった。アジャータシャトル。
アナン【Kofi Atta Annan】
[1938〜2018]ガーナの外交官、政治家。1962年国連事務局に入る。WHO(世界保健機関)やUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)などの業務を経て、1997年には第7代国連事務総長に就任。...
いわさき‐やたろう【岩崎弥太郎】
[1835〜1885]実業家。土佐の人。弥之助の兄。三菱財閥の創始者。藩船などの払い下げを受けて三菱商会を創立。明治政府の保護による独占的海運事業として発展した。
うちだ‐せいのすけ【内田清之助】
[1884〜1975]鳥類学者。東京の生まれ。農林技師として日本の野鳥保護行政に尽力し、「鳥の博士」として知られた。著「日本鳥類図説」「鳥学講話」など。
おおい‐けんたろう【大井憲太郎】
[1843〜1922]社会運動家。大分の生まれ。自由民権運動の指導者で、明治15年(1882)自由党に加わる。朝鮮政府の改革を意図して大阪事件を起こし、入獄。同25年東洋自由党を結成。労働者・...
かいにち‐おう【戒日王】
7世紀ごろの、中インドのカニャークプジャ国の王。仏教を保護し、文学を奨励した。自ら梵語(ぼんご)の仏教戯曲「ナーガーナンダ」などを作った。ハルシャ。
カニシカ【Kaniṣka】
2世紀ころの古代インドのクシャン朝の国王。王朝の最盛期を現出した。仏教を保護し、首都プルシャブラに寺院を建立、また仏典結集(けつじゅう)を行った。カニュシカ。迦膩色迦。