くぼた‐べいせん【久保田米僊】
[1852〜1906]日本画家。京都の生まれ。本名、満寛。鈴木百年(すずきひゃくねん)に師事。「国民新聞」の挿絵を担当し、報道画に新分野を切り開いた。
げっせん【月僊】
[1741〜1809]江戸中期の画僧。尾張の人。名は玄瑞。京都知恩院に住み、円山応挙や与謝蕪村の影響を受け、山水・人物画にすぐれた。晩年、私財を投じて伊勢山田に寂照寺を再興。
つちだ‐ばくせん【土田麦僊】
[1887〜1936]日本画家。新潟の生まれ。本名、金二。杏村(きょうそん)の兄。京都に出て竹内栖鳳(たけうちせいほう)に師事。大正7年(1918)国画創作協会を同志と結成。西洋近代絵画の影響と...