カラムジン【Nikolay Mikhaylovich Karamzin】
[1766〜1826]ロシアの小説家・歴史家。感傷主義文学の代表者。口語を取り入れ、文章語の改革に尽力。小説「哀れなリーザ」、歴史書「ロシア国家史」など。
カルノー【Nicolas Léonard Sadi Carnot】
[1796〜1832]フランスの物理学者。蒸気機関に関心をもち、熱力学を研究。
かわさき‐ひろし【川崎洋】
[1930〜2004]詩人・放送作家。東京の生まれ。詩誌への投稿のかたわら昭和28年(1953)茨木のり子らと「櫂(かい)」を創刊。昭和32年(1957)から文筆活動に入る。詩やラジオドラマの執...
かわしま‐よしこ【川島芳子】
[1907〜1948]満蒙の独立運動家。清朝王族の粛親王の第14王女。大正2年(1913)、川島浪速(なにわ)の養女となり来日。昭和の初め、清朝の再興を画策し上海に渡り、日本軍の工作員として諜報...
かわじ‐としよし【川路利良】
[1834〜1879]明治初期の官吏。薩摩(さつま)の人。大久保利通の腹心として日本の警察制度の確立に努力し、西南戦争では陸軍少将として警察隊を率いて従軍した。
かわづ‐すけやす【河津祐泰】
[?〜1176]平安末期の武将。伊豆の人。伊東祐親の子。曽我兄弟の父。工藤祐経(くどうすけつね)の部下に伊豆で殺された。大力で相撲の名手といわれた。かわづのすけやす。
かん‐こう【桓公】
[?〜前643]中国、春秋時代の斉の君主。在位、前685〜前643年。姓は姜(きょう)。名は小白。鮑叔牙(ほうしゅくが)の進言により管仲を登用して国力を充実させ、前651年、春秋五覇の第一となった。
かんぜ‐もとあきら【観世元章】
[1722〜1774]江戸中期の能役者。シテ方観世流15世宗家。左近と称す。田安宗武・賀茂真淵らの協力を得て、謡曲の詞章を大改訂した「明和改正謡本」を刊行。
カンドー【Sauveur Antoine Candau】
[1897〜1955]フランスのカトリック神父。大正14年(1925)に来日。布教活動・司祭の養成などに努力するとともに、両国の文化交流に貢献した。著「思想の旅」など。
ガンジー【Mohandās Karamchand Gāndhī】
[1869〜1948]インド独立運動の指導者。ロンドンに学び、南アフリカで人種差別反対運動を指導したのち帰国。国民会議派を率いて民族解放・独立のためのスワラジ(自主独立)・スワデシ(国産品愛用)...