アリストテレス【Aristotelēs】
[前384〜前322]古代ギリシャの哲学者。プラトンの弟子。プラトンがイデアを超越的実在と説いたのに対し、それを現実在に形相として内在するものとした。アテネに学校リュケイオンを開いてペリパトス学...
アーベル【Othenio Abel】
[1875〜1946]オーストリアの古生物学者。動物の器官の退行的な特殊化を研究し、また、生痕(せいこん)から古生態復元をめざした。著「脊椎動物古生物学綱要」など。
いいじま‐いさお【飯島魁】
[1861〜1921]動物学者。静岡の生まれ。東大教授。海綿・人体寄生虫・鳥など広範囲にわたる研究を行い、日本の近代動物学の基礎を築いた。著「動物学提要」など。
いしかわ‐ちよまつ【石川千代松】
[1861〜1935]動物学者。東京の生まれ。東大教授。ドイツでワイスマンに師事。ホタルイカの発光やアユの養殖など研究は広範囲。進化論の紹介や生物学の解説・普及に尽力。著「進化新論」など。
いわさき‐きょうこ【岩崎京子】
[1922〜 ]児童文学作家。東京の生まれ。人間と自然・動物との交流を淡々とした筆致で描く。「鯉(こい)のいる村」で昭和45年度(1970)芸術選奨。他に「サギ」「シラサギ物語」「花咲か」など。...
ウィリアムズ【Tennessee Williams】
[1911〜1983]米国の劇作家。1945年に「ガラスの動物園」で好評を博し、「欲望という名の電車」でピュリッツァー賞を受賞。他に「熱いトタン屋根の上の猫」など。
エルトン【Charles Sutherland Elton】
[1900〜1991]英国の動物生態学者。「動物の生態学」を著し、食物連鎖・生態的地位・個体群動態を基本に、現代生態学を確立した。他に「動物群集の様式」など。
おか‐あさじろう【丘浅次郎】
[1868〜1944]動物学者。静岡の生まれ。東京高師教授。海産動物を研究。進化論の普及に尽力し、「進化論講話」はその代表作。また、文明批評家としても有名。
オーウェル【George Orwell】
[1903〜1950]英国の小説家・評論家。本名、エリック=アーサー=ブレア(Eric Arthur Blair)。スペイン内乱に共和国義勇軍として参加。全体主義を風刺・批判した作品を書いた。作...
オールビー【Edward Franklin Albee】
[1928〜2016]米国の劇作家。社会や家庭の虚像を描くとともに、人間の弱さを追求した作品を発表。作「動物園物語」「バージニア=ウルフなんかこわくない」など。