けんにょ【顕如】
[1543〜1592]安土桃山時代の浄土真宗の僧。本願寺第11世。諱(いみな)は光佐(こうさ)。元亀元年〜天正8年(1570〜80)の間、織田信長と戦い、正親町(おおぎまち)天皇の仲裁で和議を結...
けんりゅう‐てい【乾隆帝】
[1711〜1799]中国、清の第6代皇帝。名は弘暦。廟号(びょうごう)は高宗。雍正(ようせい)帝の第4子。在位1735〜1795。康熙(こうき)帝・雍正帝に続く清朝の最盛期。外征を行い、西域を...
げんしん【源信】
[942〜1017]平安中期の天台宗の僧。俗姓、卜部(うらべ)氏。比叡山の良源に師事。横川(よかわ)恵心院に住んで著述に専念、「往生要集」を著してのちの浄土教成立の基礎を築いた。また、和讃(わさ...
げん‐ふくえい【阮福映】
[1762〜1820]ベトナム、阮朝(げんちょう)の初代皇帝。在位1806〜1820。廟号(びょうごう)は世祖。年号により嘉隆帝とよばれる。フランス人義勇兵の援助を得て西山朝を滅ぼし、1802年...
げんめい‐てんのう【元明天皇】
[661〜721]第43代天皇。在位707〜715。天智天皇の第4皇女。名は阿閇(あべ)。草壁皇子の妃。文武・元正両天皇の母。文武天皇の夭折(ようせつ)後に即位。平城京遷都、古事記・風土記の編纂...
こうあ【向阿】
[1265〜1345]鎌倉末期・南北朝時代の浄土宗の僧。甲斐の人。号は是心。諱(いみな)は証賢。鎮西義一条流の祖礼阿(らいあ)に師事。著「三部仮名鈔」。
こうあみ【幸阿弥】
[1410〜1478]室町後期の蒔絵師(まきえし)。本名、土岐四郎左衛門道長。足利義政に仕え、入道して幸阿弥と称す。下絵に土佐光信の大和絵や能阿弥・相阿弥らの作品を用いた。→幸阿弥派
こうき‐てい【康熙帝】
[1654〜1722]中国、清朝の第4代皇帝。在位1661〜1722。廟号は聖祖。諱(いみな)は玄燁(げんよう)。三藩の乱を治め、台湾を領有し、ロシア・蒙古・チベットに兵を進め、国土を拡張。また...
こうたい‐おう【好太王】
⇒広開土王(こうかいどおう)
ひぐち‐たかやす【樋口隆康】
[1919〜2015]考古学者。福岡の生まれ。京大教授。シルクロードの学術調査や青銅器の研究で知られる。昭和32年(1957)、日本人として戦後初めて敦煌石窟に入った。また、三角縁神獣鏡が大量出...