カルドゥッチ【Giosuè Carducci】
[1835〜1907]イタリアの詩人・古典学者。古典的理想主義の確立を提唱。荘重・典雅な詩を書いた。1906年、ノーベル文学賞受賞。詩集「擬古詩集」など。
カルナップ【Rudolf Carnap】
[1891〜1970]ドイツ生まれの米国の哲学者。ウィーン学団の主要メンバーだったが、ナチスから逃れて渡米。論理実証主義や分析哲学に指導的役割を果たした。著「物理学の哲学的基礎」「言語の論理的統...
カルネアデス【Karneadēs】
[前214ころ〜前129ころ]古代ギリシャの哲学者。懐疑論の立場をとり、ストア学派を批判した。
カルノー【Nicolas Léonard Sadi Carnot】
[1796〜1832]フランスの物理学者。蒸気機関に関心をもち、熱力学を研究。
カルバン【Jean Calvin】
[1509〜1564]フランスの宗教改革者・神学者。厳格な聖書主義に基づき、神の絶対的権威を主張して予定説を唱えた。スイスのジュネーブに招かれて、市政と教会の改革を指導。主著「キリスト教綱要」に...
カルビン【Melvin Calvin】
[1911〜1997]米国の化学者。光合成を研究、放射性の二酸化炭素を用いてカルビン回路を発見。1961年、ノーベル化学賞受賞。
カルメット【Albert Léon Charles Calmette】
[1863〜1933]フランスの細菌学者。C=ゲランと共同で牛型結核菌を培養してBCGを創製し、結核予防に大きな貢献をした。
カレツキ【Michał Kalecki】
[1899〜1970]ポーランドの経済学者。景気理論・分配論の研究で知られる。「景気循環の巨視的動態論」では、マルクスの再生産論を土台にして、ケインズに先駆ける理論を展開した。著「経済変動の理論...
カレル【Alexis Carrel】
[1873〜1944]フランスの外科医・生理学者。1905年、米国へ移住。血管縫合術を完成。臓器移植を研究、組織培養法を確立し、現代の生命観に影響を与えた。1912年ノーベル生理学医学賞受賞。著...
カロザース【Wallace Hume Carothers】
[1896〜1937]米国の化学者。高分子の重合を研究し、1931年に合成ゴムのネオプレン、1937年にナイロンを発明。