シュテルン【Otto Stern】
[1888〜1969]米国の物理学者。ドイツ生まれ。ナチスに反対して1933年渡米、39年に帰化した。量子力学の基礎的実験分野で貢献。43年、ノーベル物理学賞受賞。
シュトラスブルガー【Eduard Strasburger】
[1844〜1912]ドイツの植物学者。ポーランドの生まれ。植物の受精・生殖器官・細胞分裂に関する研究に功績。著「受精及び細胞分裂」。
しゅ‐ばいしん【朱買臣】
[?〜前109]中国、前漢の政治家。呉県(江蘇省)の人。家が貧しく、薪を売りながら独学。武帝に見いだされて会稽(かいけい)太守となり、丞相長吏まで出世した。大器晩成のたとえにされる。
シュピッテラー【Carl Spitteler】
[1845〜1924]スイスの詩人・小説家。ギリシャ神話を題材として、スケールの大きな叙事詩を書いた。1919年、ノーベル文学賞受賞。叙事詩「オリンピアの春」、小説「コンラート中尉」など。
シュペングラー【Oswald Spengler】
[1880〜1936]ドイツの哲学者。形態学的方法論を世界史に応用し、歴史上の諸文化の有機体的生成・没落を説いた。主著「西洋の没落」は、第一次大戦後の危機意識に符合し、大きな反響を呼んだ。
シュモラー【Gustav von Schmoller】
[1838〜1917]ドイツの経済学者。新歴史学派の代表者で、社会政策学会を設立し、指導的役割を果たした。また、「シュモラー年報」を創刊。著「国民経済学原論」など。
シュライデン【Matthias Jakob Schleiden】
[1804〜1881]ドイツの植物学者。シュワンと協力して、生物の細胞説を提唱した先駆者。著「科学的植物学」。
シュリック【Moritz Schlick】
[1882〜1936]ドイツ生まれの哲学者。ウィーン学団の創設者の一人。マッハ主義を受け継いで論理実証主義を唱えた。著「一般認識論」「倫理学考」など。
シュレーゲル【Schlegel】
(August Wilhelm von〜)[1767〜1845]ドイツの批評家。
の兄。弟らと「アテネーウム」誌を刊行、ロマン主義理論の基礎を築いた。シェークスピアの翻訳でも活躍。著「劇芸術お...
シュレーディンガー【Erwin Schrödinger】
[1887〜1961]オーストリアの物理学者。波動力学の研究で量子力学論の発展に貢献。1933年、ディラックとともにノーベル物理学賞受賞。著「波動力学についての研究」。