なんじょう‐のりお【南条範夫】
[1908〜2004]小説家。東京の生まれ。本名、古賀英正。武士の世の非情さを描いた時代小説で「残酷もの」ブームを巻き起こす。「灯台鬼」で直木賞受賞。他に「細香(さいこう)日記」「月影兵庫」シリ...
にいみ‐なんきち【新美南吉】
[1913〜1943]児童文学者。愛知の生まれ。本名、正八。素朴な善意や人生の哀歓を詩情豊かに描く。作「ごんぎつね」「おぢいさんのランプ」など。
ニコルソン【Ben Nicholson】
[1894〜1982]英国の画家。モンドリアンの影響を受け、幾何学的構成の作品を発表。清朗な叙情性を特色とする。
ニーレンバーグ【Marshall Warren Nirenberg】
[1927〜2010]米国の生化学者。たんぱく質の合成に成功。人工RNAから人工ポリペプチドを得たことにより、遺伝情報の解読に導いた。1968年、H=G=コラーナ・R=W=ホリーとともにノーベル...
ファン‐デル‐ウェイデン【Rogier van der Weyden】
[1339ころ〜1464]フランドルの画家。強い感情的表現を特色とする、多くの祭壇画を描いた。ファン=デル=バイデン。
ふかだ‐ゆうすけ【深田祐介】
[1931〜2014]小説家・評論家。東京の生まれ。本名、雄輔(ゆうすけ)。航空会社に勤務し、長期にわたる海外生活を体験する。国際社会の中でカルチャーショックにさらされながら生きる日本人サラリー...
マスネー【Jules Massenet】
[1842〜1912]フランスの作曲家。叙情性に富むオペラを多く作曲した。作品に「マノン」「ウェルテル」「タイス」など。
まつもと‐しゅんすけ【松本竣介】
[1912〜1948]洋画家。東京の生まれ。中学生時代に聴力を失いながら、清澄な叙情のもとに、孤独な心象を託した都会風景を描いた。
マルコ‐ポーロ【Marco Polo】
[1254〜1324]イタリアの旅行家。1271年陸路で中国に向かい、元の上都に到着。フビライに厚遇されて17年間滞在し、各地を旅行。1295年に海路でベネチアに帰国。のちジェノバとの戦争で捕虜...
みや‐しゅうじ【宮柊二】
[1912〜1986]歌人。新潟の生まれ。本名、肇。北原白秋に師事。清新な叙情を示す。歌誌「コスモス」を主宰。歌集「多く夜の歌」など。