ゲーデル【Kurt Gödel】
[1906〜1978]米国の数学者・論理学者。オーストリアに生まれるが、ナチスに追われ渡米。記号論理学・数理哲学・集合論などに多大な業績を残した。特に、不完全性定理の証明は数学界に大きな影響を及...
こだいら‐くにひこ【小平邦彦】
[1915〜1997]数学者。東京の生まれ。米国に留学滞在し、調和積分論の研究などで有名。文化勲章受章。
コペルニクス【(ラテン)Nicolaus Copernicus】
[1473〜1543]ポーランドの天文学者・聖職者。プロシアの生まれ。神学・医学・数学・天文学を学んだ。天体観測を続け、ギリシャ思想をうけて地動説を主張。近代天文学の出発点を確立。ポーランド名、...
コルモゴロフ【Andrey Nikolaevich Kolmogorov】
[1903〜1987]ソ連の数学者。モスクワ大教授。確率論の基礎の確立に大きく貢献したほか、位相数学・制御理論・数理統計などにも業績を残した。著「確率論の基礎概念」など。
コワレフスカヤ【Sof'ya Vasil'evna Kovalevskaya】
[1850〜1891]ロシアの数学者。ストックホルム大教授。ロシア初の女性大学教授。偏微分方程式に関する論文と、ラプラスの土星の環の形状に関する数学的理論により、ゲッティンゲン大学の博士号取得。...
コンドルセ【Marie-Jean-Antoine Nicolas de Caritat Condorcet】
[1743〜1794]フランスの数学者・思想家・政治家。1791年、立法議会の議員、公教育委員会議長となり、国民教育制度の構想を報告。ジロンド憲法草案作成に参加したが、のち逮捕され、獄中で死亡。...
コーシー【Augustin Louis Cauchy】
[1789〜1857]フランスの数学者。多面体・弾性波・応力の理論を確立し、特に微積分の基礎および微分方程式の分野で貢献。著「解析学講義」「微積分法」など。
サミュエルソン【Paul Anthony Samuelson】
[1915〜2009]米国の経済学者。近代経済学を数学的分析方法で解明し、新しい進路を開いた。1970年、ノーベル経済学賞受賞。著「経済分析の基礎」「経済学」など。サムエルソン。
ザイデル【Philipp Ludwig von Seidel】
[1821〜1896]オーストリアの数学、天文学者。恒星・遊星の光度を研究、また、光学機器を数理的に研究。「ザイデルの五収差」で知られる。
シャノン【Claude Elwood Shannon】
[1916〜2001]米国の電気工学者・数学者。マサチューセッツ工科大教授。「通信の数学的理論」で情報伝送の数学的処理を体系化し、情報理論の創始者となる。情報量の単位ビットの概念を導入したことで...