うえ‐さねみち【上真行】
[1851〜1937]雅楽家。京都の人。唱歌「一月一日(年の始)」の作曲者。
うしわかまる【牛若丸】
源義経の幼名。謡曲「鞍馬天狗」「橋弁慶」その他、浄瑠璃・長唄などに登場。
エグモント【Lamoral Egmont】
[1522〜1568]オランダ、フランドルの軍人・政治家。フランドルのアルトア州総督。スペインのフェリペ2世の絶対主義政策に反対して、ネーデルラントの独立をはかったが、反逆者として処刑された。...
エッケルト【Franz Eckert】
[1852〜1916]ドイツの軍楽隊指揮者・作曲家。明治12年(1879)来日。海軍軍務局で軍楽隊の指導・養成に当たった。また、伊沢修二に協力して、日本の音楽教育に多大な貢献をした。
えん‐の‐ぎょうじゃ【役の行者】
奈良時代の山岳修行者。修験道の祖。大和国葛城山で修行し、吉野の金峰山(きんぶせん)・大峰山などに霊場を開いた。仏教に通じ、祈祷(きとう)・呪術などをよくしたが、文武天皇のとき、讒言(ざんげん)...
おう‐ゆう【王融】
[467〜493]中国、六朝時代の南斉の文人。琅邪臨沂(ろうやりんき)(山東省)の人。字(あざな)は元長。武帝の命で「曲水詩序」を作る。のち獄死。
おかもと‐きどう【岡本綺堂】
[1872〜1939]劇作家・小説家。東京の生まれ。本名、敬二。2世市川左団次と提携、新歌舞伎の劇作家として活躍した。戯曲「修禅寺物語」「鳥辺山心中」、小説「半七捕物帳」など。
オケゲム【Johannes Ockeghem】
[1430ころ〜1495ころ]フランドル楽派初期の作曲家。フランス王室3代に仕え、礼拝堂楽長などを務める。複雑な対位法を得意とし、ミサ曲・モテット・シャンソンなどが現存。オケヘム。
おさない‐かおる【小山内薫】
[1881〜1928]劇作家・演出家・小説家。広島の生まれ。雑誌「新思潮」を創刊。2世市川左団次と自由劇場を、土方与志(ひじかたよし)と築地小劇場を創立、新劇の確立に尽力。戯曲「息子」、小説「大...
オズボーン【John Osborne】
[1929〜1994]英国の劇作家。既成の社会秩序を批判する処女戯曲「怒りをこめてふり返れ」で世に衝撃を与え、「怒れる若者たち」という言葉を生んだ。