マクミラン【Edwin Mattison McMillan】
[1907〜1991]米国の物理学者。サイクロトロンの開発に従事。超ウラン元素ネプツニウムを発見。シンクロトロンの原理も発見し、製作した。1951年、シーボーグとともにノーベル化学賞受賞。
マクリントック【Barbara McClintock】
[1902〜1992]米国の遺伝学者。トウモロコシの研究からトランスポゾンの存在を発見、その分析を通じて細胞遺伝学に先駆的業績を残した。1983年ノーベル生理学医学賞受賞。
マゼラン【Ferdinand Magellan】
[1480ころ〜1521]ポルトガルの航海者。西回り航路によりモルッカ諸島に至って香料を得る計画を進言し、スペイン王の勅許を得て、1519年に5隻の船団を率いて出航。南アメリカ南端でマゼラン海峡...
マルピーギ【Marcello Malpighi】
[1628〜1694]イタリアの解剖学者・医者。顕微鏡を使っての生物の微細構造の研究を創始し、毛細血管や腎小体、昆虫のマルピーギ管などを発見。植物の導管、蚕の変態、鶏の発生などの研究も行った。
みやべ‐きんご【宮部金吾】
[1860〜1951]植物学者。江戸の生まれ。北大教授。北海道・千島・樺太(サハリン)の植物を調査・研究して、得撫(うるっぷ)・択捉(えとろふ)両島間に植物分布の境界線が引けることを発見、のち宮...
ミュラー【Paul Hermann Müller】
[1899〜1965]スイスの化学者。DDTに強い殺虫力があることを発見した。1948年ノーベル生理学医学賞受賞。
ミリカン【Robert Andrews Millikan】
[1868〜1953]米国の物理学者。油滴法を考案して電子の荷電量の精密な測定に成功。また、光電効果を実験的に証明した。紫外スペクトルの研究ではミリカン線を発見。1923年ノーベル物理学賞受賞。
むらた‐はるみ【村田春海】
[1746〜1811]江戸中・後期の歌人・国学者。江戸の人。号、琴後翁(ことじりのおきな)など。通称、平四郎。賀茂真淵に師事。仮名遣いの研究に詳しく、「新撰字鏡」を発見・紹介した。家集「琴後集」...
メシエ【Charles Messier】
[1730〜1817]フランスの天文学者。彗星(すいせい)の観測を行い、21個の彗星を発見。彗星と誤認しがちな星雲・星団の目録を作成した。→メシエカタログ
メチニコフ【Il'ya Il'ich Mechnikov】
[1845〜1916]フランスの生物学者。ロシアに生まれ、フランスに帰化。パスツール研究所長。食細胞現象を発見するなど、細菌学に貢献。免疫の食細胞説を唱えた。1908年、エールリヒとともにノーベ...