けいたい‐てんのう【継体天皇】
[?〜531?]記紀で、第26代天皇。名は男大迹(おおど)。武烈天皇没後嗣子がなく、大伴金村・物部麁鹿火(あらかび)らに越前から迎えられて河内(かわち)で即位したと伝えられる。
こうにん‐てんのう【光仁天皇】
[709〜782]第49代天皇。在位、770〜781。天智天皇の孫。志貴皇子の第6王子。名は白壁。称徳天皇没後、藤原永手・藤原百川らに擁立されて即位。道鏡を下野(しもつけ)薬師寺別当に左遷し、皇...
ごむらかみ‐てんのう【後村上天皇】
[1328〜1368]第97代天皇。在位、1339〜1368。後醍醐天皇の皇子。名は義良(のりなが)。吉野で即位後、足利勢の攻撃に伴って転々と行宮を移動し、摂津住吉で没。
じゅんにん‐てんのう【淳仁天皇】
[733〜765]第47代天皇。在位758〜764。舎人親王(とねりしんのう)の第7王子。名は大炊(おおい)。重用した藤原仲麻呂の道鏡排斥が失敗に終わり廃位、淡路に流された。淡路廃帝。
すいにん‐てんのう【垂仁天皇】
記紀で、第11代天皇。崇神天皇の第3皇子。名は活目入彦五十狭茅(いくめいりびこいさち)。野見宿禰(のみのすくね)の進言により殉死の風習をやめさせ、埴輪(はにわ)に代えさせたと伝えられる。
たいちゅう‐てんのう【胎中天皇】
応神天皇の異称。神功皇后が応神天皇を懐妊のまま朝鮮半島に出兵したと伝えられるところからの名。
たかくら‐てんのう【高倉天皇】
[1161〜1181]第80代の天皇。在位1168〜1180。後白河天皇の第7皇子。名は憲仁(のりひと)。後白河法皇の院政下に即位し、平清盛の娘徳子(建礼門院)を皇后としたが、法皇と清盛の不和を...
はつくにしらす‐すめらみこと【始馭天下之天皇/御肇国天皇】
《最初に国土を統治した天皇の意》第1代の神武天皇(始馭天下之天皇)、または第10代の崇神天皇(御肇国天皇)のこと。
むらかみ‐てんのう【村上天皇】
[926〜967]第62代天皇。在位、946〜967。醍醐天皇の皇子。名は成明(なりあきら)。関白藤原忠平の死後は摂関を置かず親政を行い、後世「天暦の治」と称された。
りちゅう‐てんのう【履中天皇】
記紀で、第17代の天皇。仁徳天皇の第1皇子。名は去来穂別(いざほわけ)。倭の五王の一人、讃に比定する説がある。