ルビッチ【Ernst Lubitsch】
[1892〜1947]米国の映画監督。ドイツ生まれ。洗練された喜劇作品を得意とし、後進に多大な影響を与えた。作「結婚哲学」「ニノチカ」「生きるべきか死ぬべきか」など。
ルメット【Sidney Lumet】
[1924〜2011]米国の映画監督。陪審員制度を扱った「十二人の怒れる男」で長編映画デビューし、ベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞。実際の銀行強盗事件に材を取った「狼(おおかみ)たちの午後」や、...
ルートウィヒ【Otto Ludwig】
[1813〜1865]ドイツの劇作家・小説家。悲劇的な人間の運命を写実的に描いた。悲劇「世襲山林監督」、小説「天と地の間」、演劇論「シェークスピア研究」など。
レネ【Alain Resnais】
[1922〜2014]フランスの映画監督。記録映画「夜と霧」で注目される。後に劇映画に転じ、デュラス原作の「二十四時間の情事」や、ロブ=グリエの脚本による「去年マリエンバートで」などを監督した。
ロッセリーニ【Roberto Rossellini】
[1906〜1977]イタリアの映画監督。第二次大戦直後のイタリアのネオレアリズモ映画運動を世界的なものとした。作「無防備都市」「戦火のかなた」など。
ロブ‐グリエ【Alain Robbe-Grillet】
[1922〜2008]フランスの小説家・映画監督。ヌーボーロマンを代表する一人。脚本を担当した映画「去年マリエンバートで」はベネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞。その他、小説「消しゴム」「覗(のぞ...
ロメール【Éric Rohmer】
[1920〜2010]フランスの映画監督。教師・映画誌編集を経て、1959年に長編第1作「獅子座」を監督。トリュフォーやゴダールらとともに、ヌーベルバーグの中心人物の一人となる。他に「海辺のポー...
ロータ【Nino Rota】
[1911〜1979]イタリアの作曲家・音楽教育者。映画音楽作曲家として活躍し、特に「道」「甘い生活」などフェリーニ監督とのコンビ作で知られる。他の作品に「太陽がいっぱい」「ロミオとジュリエット...
ワイダ【Andrzoj Wajda】
[1926〜2016]ポーランドの映画監督・舞台演出家。第二次大戦後のポーランドの民主化に影響を与えた。作「地下水道」「灰とダイヤモンド」「鉄の男」など。
ワイラー【William Wyler】
[1902〜1981]米国の映画監督。フランス生まれ。作「嵐が丘」「ローマの休日」「ベン=ハー」など。