スペンサー【Herbert Spencer】
[1820〜1903]英国の哲学者・社会学者。進化論に基づき、宇宙・生物・心理・社会・道徳の諸現象を総合的に説明。また、認識の相対性を主張し、実在の本性は不可知であるとした。主著「総合哲学体系」。
ハーバーマス【Jürgen Habermas】
[1929〜 ]ドイツの哲学者・社会学者。フランクフルト学派第二世代の代表的存在。公共性論やコミュニケーション論で知られる。著「公共性の構造転換」「コミュニケーション的行為の理論」など。
バイロン【George Gordon Byron】
[1788〜1824]英国の詩人。社会の偽善を痛罵(つうば)・風刺し、生の倦怠(けんたい)と憧憬(しょうけい)をうたいあげ、ロマン派の代表者となる。欧州各国を放浪、ギリシャ独立戦争に参加して病死...
バルザック【Honoré de Balzac】
[1799〜1850]フランスの小説家。近代リアリズム小説の代表者。フランス社会のあらゆる階層の人物が登場する約90編の小説にみずから「人間喜劇」の総題をつけた。作「ゴリオ爺さん」「谷間の百合」...
パウエル【Cecil Frank Powell】
[1903〜1969]英国の物理学者。写真乾板を用いる高速粒子の検出法を発明、宇宙線研究の新局面を開き、π(パイ)中間子・μ(ミュー)粒子を発見した。また、科学者の社会的責任を説く運動にも尽力。...
パウンド【Roscoe Pound】
[1870〜1964]米国の法学者。プラグマティズムの立場から、法を相対立する諸利益の調整によって社会を統制する技術体系であると主張した。著「コモン‐ローの精神」「法哲学入門」など。
パレート【Vilfredo Federico Damaso Pareto】
[1848〜1923]イタリアの経済学者・社会学者。ワルラスの後継者として、一般均衡理論を無差別曲線による消費者選択の理論の上に発展させた。また、のちのパレート派厚生経済学でいう「パレート最適」...
パーキンソン【Cyril Northcote Parkinson】
[1909〜1993]英国の歴史・政治学者。現代社会の組織の諸現象を分析し、パーキンソンの法則を提唱、官僚組織の弊害に警鐘を鳴らした。
パーソンズ【Talcott Parsons】
[1902〜1979]米国の社会学者。ハーバード大学教授。マックス=ウェーバーの研究に業績を残したほか、構造機能分析を確立し、行為の一般理論、社会システム論などを展開した。著「社会的行為の構造」...
ひがしの‐けいご【東野圭吾】
[1958〜 ]小説家。大阪の生まれ。エンジニアの経験を生かして、理科系の専門知識を駆使した異色のミステリーを次々に発表し、若年層を中心に多くの読者を得る。その後、社会派小説やスポーツものも執筆...