ウェーバー【Max Weber】
[1864〜1920]ドイツの社会学者・経済史家。近代社会科学方法論の確立者であるとともに、宗教と社会との関係を論じた第一人者。特に著「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」は有名。思想家...
うえだ‐かずお【植田和男】
[1951〜 ]経済学者・銀行家。静岡の生まれ。マクロ経済学や金融論を研究。日本銀行政策委員会の審議委員などを経て、令和5年(2023)日本銀行総裁に就任した。
うえだ‐ていじろう【上田貞次郎】
[1879〜1940]経済学者。東京の生まれ。東京商大学長。日本の経営学の創始者といわれる。著「商工経営」「経営経済学総論」など。
うざわ‐ひろふみ【宇沢弘文】
[1928〜2014]経済学者。鳥取の生まれ。東京大学で数学を学んだのち経済学に転じる。理論経済学の分野で功績があり、また公共経済学の立場から環境問題や種々の社会問題にも取り組んだ。文化勲章受章...
うちだ‐ぎんぞう【内田銀蔵】
[1872〜1919]経済史学者。東京の生まれ。京大教授。日本経済史研究の開拓者。日本史研究の近代的学風を確立。著「日本近世史」「経済史」など。
うの‐こうぞう【宇野弘蔵】
[1897〜1977]経済学者。岡山の生まれ。東大教授。マルクス経済学を原理論・段階論・現状分析の三段階論で再構築した。著「経済原論」「経済学方法論」など。
エアハルト【Ludwig Erhard】
[1897〜1977]ドイツの政治家。キリスト教民主同盟の党員。のち、党首。1949年、経済相となり、西ドイツ経済の奇跡的復興に成功。63年から66年まで首相。→キージンガー
エチェガライ【José Echegaray】
[1832〜1916]スペインの劇作家。数学者・経済学者・政治家としても活躍。1904年、ノーベル文学賞受賞。作「狂か聖か」「恐ろしきなかだち」など。
おおうち‐ひょうえ【大内兵衛】
[1888〜1980]経済学者。兵庫の生まれ。東大教授。のちに法政大学総長。マルクス(主義)経済学の立場で、日本経済学の形成に寄与。その門下からは多くの学者が輩出した。著「財政学大綱」「経済学五...
おおこうち‐かずお【大河内一男】
[1905〜1984]経済学者。東京の生まれ。河合栄治郎に社会政策学を学び、社会政策を科学の領域まで高めた。昭和38年(1963)から東大総長。同43年、大学紛争の責任をとって辞任。「太った豚よ...