アンドレーエフ【Leonid Nikolaevich Andreev】
[1871〜1919]ロシアの小説家・劇作家。初期の写実的ヒューマニズムから厭世(えんせい)的、神秘的作風に転じた。二葉亭四迷など日本の作家にも影響を与えた。小説「沈黙」「血笑記」「七死刑囚物語...
ばんどう‐つまさぶろう【阪東妻三郎】
[1901〜1953]映画俳優。東京の生まれ。近代的な性格の英雄像を演じ、時代劇革新の一翼を担った。愛称、阪妻。代表作「雄呂血」「無法松の一生」など。
ふるはた‐たねもと【古畑種基】
[1891〜1975]法医学者。三重の生まれ。東大教授。科学警察研究所長。血液型の研究を専門として親子鑑定に応用したほか、帝銀事件・下山事件をはじめとする多くの事件で法医学鑑定を手がけた。著作に...
ブラスコ‐イバニェス【Vicente Blasco Ibáñez】
[1867〜1928]スペインの小説家。社会批判的な作品、第一次大戦を題材とした作品を著した。作「血と砂」「黙示録の四騎士」など。
ベルナール【Claude Bernard】
[1813〜1878]フランスの生理学者。膵液(すいえき)の消化作用、肝臓のグリコーゲン生成作用の発見、神経による血管運動の解明など、多くの業績がある。著「実験医学序説」など。
ベーリング【Emil Adolph von Behring】
[1854〜1917]ドイツの細菌学者。北里柴三郎とともに破傷風菌とジフテリア菌の抗毒素血清を作製。1901年ノーベル生理学医学賞受賞。
ぼくし【墨子】
中国、戦国時代初期の思想家。名は翟(てき)。墨家の祖。儒家の仁を差別愛であるとみなし、血縁によらない普遍的・無差別的博愛や反戦・平和を説いた。生没年未詳。 中国の思想書。現存53編。および...
ボーボワール【Simone de Beauvoir】
[1908〜1986]フランスの女流小説家・批評家。実存主義者で、サルトルの伴侶。小説「招かれた女」「他人の血」、評論「第二の性」、自伝「娘時代」など。