かがわ‐げんえつ【賀川玄悦】
[1700〜1777]江戸中期の医師。近江(おうみ)の人。字(あざな)は子玄。本姓は三浦。鍼灸術(しんきゅうじゅつ)をよくしたが、難産を救ったことから助産術を独自に考案し、賀川流産科の祖となった...
かがわ‐とよひこ【賀川豊彦】
[1888〜1960]キリスト教伝道者・社会運動家。兵庫の生まれ。神戸市北本町の貧民街で伝道を開始。労働争議・農民運動・協同組合運動を指導。著「死線を越えて」など。
かしゅう‐みんぺい【賀集珉平】
[1796〜1871]幕末・明治初期の陶芸家。淡路の人。淡路焼を創始し、諸種の釉薬(ゆうやく)を発明。色絵陶などにすぐれた。
かも‐の‐まぶち【賀茂真淵】
[1697〜1769]江戸中期の国学者・歌人。遠江(とおとうみ)の人。岡部氏。号、県居(あがたい)。荷田春満(かだのあずままろ)に学び、国学四大人の一人といわれる。田安宗武に仕え、広く古典を研究...
かや‐の‐とよとし【賀陽豊年】
[751〜815]平安初期の漢学者。「凌雲集」の撰進に参加。その詩文は「凌雲集」「経国集」に収載。
かや‐の‐みや【賀陽宮】
皇族の宮号の一。元治元年(1864)伏見宮邦家親王の第4王子の朝彦親王(中川宮)が創始。のち、久邇宮(くにのみや)と改称したが、明治25年(1892)その王子の邦憲王によって復興。昭和22年(1...
が‐ちしょう【賀知章】
[659〜744]中国、唐の詩人。永興(浙江省)の人。字(あざな)は季真(きしん)。号、四明狂客(しめいきょうかく)。放縦な性格で、酒を好み、李白(りはく)と親交があった。飲中八仙の一人。また、...