あさぶき‐まりこ【朝吹真理子】
[1984〜 ]小説家。東京の生まれ。慶應義塾大学在学中に「流跡」を発表し作家デビュー。「きことわ」で芥川賞受賞。
いそざき‐あらた【磯崎新】
[1931〜2022]建築家。大分の生まれ。丹下健三に師事。ポストモダン建築をリードするとともに、評論活動などを展開。大分県立大分図書館・ロサンゼルス現代美術館などを手がけた。平成31年(201...
マリケン【Robert Sanderson Mulliken】
[1896〜1986]米国の物理化学者。分子中の電子の状態を研究し、分子軌道法を創始した。また、電荷移動錯体の概念を提唱した。1966年ノーベル化学賞受賞。
モンターレ【Eugenio Montale】
[1896〜1981]イタリアの詩人。エルメティズモの代表者の一人で、戦後イタリア詩の中心的詩人として活躍。批評も書き、小説家ズベーボを見出したことでも知られる。1975年ノーベル文学賞受賞。詩...
ラウス【Francis Peyton Rous】
[1879〜1970]米国の病理学者。ニワトリのラウス肉腫がウイルスによることを確認。癌(がん)のウイルス研究の先駆けとなった。1966年ノーベル生理学医学賞受賞。
り‐せいどう【李政道】
[1926〜2024]米国の物理学者。中国の生まれ。コロンビア大学教授。1956年に楊振寧と共同で素粒子の弱い相互作用におけるパリティーの非保存の理論を提唱。理論が実証され、1957年に楊ととも...
リビー【Willard Frank Libby】
[1908〜1980]米国の化学者。炭素14を用いた放射性炭素年代測定法や、トリチウムによる年代決定法を考案し、考古学・地質学などの発展に寄与した。1960年ノーベル化学賞受賞。
ルジチカ【Leopold Ruzicka】
[1887〜1976]スイスの有機化学者。クロアチア生まれ。男性ホルモンのアンドロステロンおよびテストステロンの合成で知られる。1939年、ブーテナントとともにノーベル化学賞受賞。ルジーチカ。
わしお‐うこう【鷲尾雨工】
[1892〜1951]小説家。新潟の生まれ。本名、浩。直木三十五とともに出版社を設立するが、失敗。その後、実証的な手法で描く歴史小説で高い評価を得る。「吉野朝太平記」で直木賞受賞。他に「明智光秀...
わたなべ‐じゅんいち【渡辺淳一】
[1933〜2014]小説家。北海道の生まれ。医学部出身という異色の経歴を生かし、医療現場を舞台にした問題作を数多く執筆して人気を得る。その後は濃密な性描写の恋愛小説を手がけ、ブームを起こす。「...