つぼい‐さかえ【壺井栄】
[1900〜1967]小説家。香川県小豆島の生まれ。詩人壺井繁治と結婚後、プロレタリア文学運動に参加。作「暦」「柿の木のある家」「二十四の瞳」など。
つぼうち‐しょうよう【坪内逍遥】
[1859〜1935]評論家・小説家・劇作家。美濃の生まれ。本名、雄蔵。別号、春廼舎朧(はるのやおぼろ)など。文学論「小説神髄」、小説「当世書生気質(とうせいしょせいかたぎ)」を発表、写実主義を...
ティラク【Bāl Gangādhar Tilak】
[1856〜1920]インド独立運動の指導者・思想家。スワラジ(独立)を民族の権利として主張し、ベンガル分割法に対して国民会議派の民族派の領袖として反対運動を指導。ビルマ流刑後も独立運動に尽くした。
ティリヒ【Paul Tillich】
[1886〜1965]ドイツ生まれの米国の神学者・哲学者。キリスト教的社会主義運動の指導者として活動、ナチス政権誕生とともに渡米・帰化し、信仰的実在論を展開した。著「組織神学」など。
てい‐こうしょ【鄭孝胥】
[1860〜1938]中国、清末・満州国の政治家。福建省閩侯(びんこう)県の人。字(あざな)は蘇戡(そかん)。清末の立憲運動、鉄道国有化政策に参画。1924年以後、宣統帝の教育に当たり、32年、...
テレサ‐デ‐ヘスス【Teresa de Jesús】
[1515〜1582]スペインのキリスト教神秘主義者。聖女。アビラ生まれ。修道会カルメル会の改革運動を興し、「跣足(せんそく)カルメル会」を創立した。イエズスのテレジア。著「霊魂の城」「完徳の道...
デ‐ガスペリ【Alcide De Gasperi】
[1881〜1954]イタリアの政治家。第二次大戦中は反ファシズム運動に従事。戦後はキリスト教民主党党首として、1945〜1953年に首相。マーシャルプランを支持し、対米協調につとめた。
デュクロ【Jacques Duclos】
[1896〜1975]フランスの政治家。共産党指導者。第一次大戦後、共産党創立と同時に入党。第二次大戦中は対独レジスタンス運動を組織した。
トゥトゥ【Desmond Mpilo Tutu】
[1931〜2021]南アフリカ聖公会大主教。反アパルトヘイト運動の中心的指導者。1984年にヨハネスブルク主教。同年ノーベル平和賞受賞。ツツ。
トゥーレ【Sékou Touré】
[1922〜1984]ギニアの政治家。西アフリカ全域にまたがる解放運動に参加。1958年の独立後は首相、初代大統領をつとめた。