おがた‐さだこ【緒方貞子】
[1927〜2019]東京の生まれ。国連人権委員会日本政府代表などを経て、平成3年(1991)女性初の国連難民高等弁務官に就任、難民の支援・救済に尽力した。退官後は国際協力機構(JICA(ジャイ...
おくだいら‐やすひろ【奥平康弘】
[1929〜2015]憲法学者。北海道の生まれ。表現の自由について研究。日本国憲法については護憲の立場を取った。著「表現の自由を求めて」「いかそう日本国憲法」など。
オストロフスキー【Nikolay Alekseevich Ostrovskiy】
[1904〜1936]ソ連の作家。革命運動で活躍。自伝的小説「鋼鉄はいかに鍛えられたか」など。
か‐たん【賈耽】
[730〜805]中国、唐の政治家。滄州・南皮(河北省)の人。字(あざな)は敦詩。13年間宰相を務めた。地理学を好み、「海内華夷図(かいだいかいず)」「古今郡国県道四夷述」などを残した。
きはら‐ひとし【木原均】
[1893〜1986]遺伝学者。東京の生まれ。京大教授。イネ科植物の細胞遺伝学を研究し、ゲノム分析によって栽培小麦の祖先を解明。種なしスイカの結実にも成功。また、カラコルム探検隊長としても活躍し...
くどう‐すけつね【工藤祐経】
[?〜1193]鎌倉初期の武将。伊豆の人。所領の争いから同族の河津祐泰(かわづすけやす)を殺害。のち、その遺児の曽我祐成(そがすけなり)・時致(ときむね)の兄弟に、富士の巻狩りの陣中で殺された。...
ぐ‐びじん【虞美人】
中国秦末のころ、楚(そ)王項羽(こうう)の寵姫。劉邦(りゅうほう)と天下を争った項羽が垓下(がいか)で漢軍に包囲されたとき、頸部を切って自殺したという。虞姫(ぐき)。虞氏。
けい‐けい【荊卿】
⇒荊軻(けいか)
けい‐し【恵施】
中国、戦国時代の思想家。名家(めいか)学派の一人で、常識的な見解を自由な視点によって覆そうとする多くの命題を残した。荘子の論敵としても知られる。生没年未詳。
こう‐う【項羽】
[前232〜前202]中国、秦末の武将。宿遷(江蘇省)の人。名は籍。叔父項梁とともに兵を挙げ、漢の高祖(劉邦)と協力して秦を倒し、楚王となった。のち、劉邦と天下を争うが、垓下(がいか)の戦いに...