ゲゼル【Silvio Gesell】
[1862〜1930]ドイツの経済学者。他の財物と異なり、貨幣だけが時間を経ても減価しないことが利子を正当化し、その結果、資産家の富を増やし、貧しい者を苦しめるとして、自由貨幣の概念を提案した。
しらせ‐のぶ【白瀬矗】
[1861〜1946]探検家。陸軍中尉。秋田の生まれ。明治45年(1912)、日本人として初めて南極大陸に上陸、1月28日に南緯80度5分、西経156度37分の地点まで進んだが、南極点には達しな...
しらとり‐くらきち【白鳥庫吉】
[1865〜1942]東洋史学者。千葉の生まれ。東大教授。近代的東洋史学を確立。北アジア・中央アジア諸民族の歴史を研究。東洋文庫の創設に尽力。著「西域史研究」「日本語の系統」。
シラノ‐ド‐ベルジュラック【Cyrano de Bergerac】
[1619〜1655]フランスの小説家・劇作家・自由思想家。軍人として勇名を馳せたが負傷して退役、文筆生活に入った。その生涯はロスタン作の戯曲によって伝説化された。小説「月世界旅行記」、喜劇「...
しらやなぎ‐しゅうこ【白柳秀湖】
[1884〜1950]評論家・小説家。静岡の生まれ。本名、武司。堺利彦・幸徳秋水らの影響を受けて平民社に参加したが、のち転向。小説「駅夫日記」、評論「鉄火石火」「財界太平記」など。
シリトー【Alan Sillitoe】
[1928〜2010]英国の小説家。下層労働者階級の生活感情や意識を描いた「土曜の夜と日曜の朝」で認められた。ほかに「長距離ランナーの孤独」など。
シラー【Johann Christoph Friedrich von Schiller】
[1759〜1805]ドイツの詩人・劇作家。戯曲「群盗」「たくらみと恋」などにより、シュトゥルム‐ウント‐ドラングの時代から出発。カント哲学および美学の研究を経て、ゲーテと並ぶドイツ古典主義文学...
シルレル【Schiller】
⇒シラー
パーキンソン【Cyril Northcote Parkinson】
[1909〜1993]英国の歴史・政治学者。現代社会の組織の諸現象を分析し、パーキンソンの法則を提唱、官僚組織の弊害に警鐘を鳴らした。
ベルルスコーニ【Silvio Berlusconi】
[1936〜2023]イタリアの政治家。第74代、第79代、第81代首相。建設業やテレビ局経営などで成功。1994年にフォルツァ‐イタリアを結成し下院議員に当選。同年に首相となった。以降、間をお...