ほりぐち‐だいがく【堀口大学】
[1892〜1981]詩人・フランス文学者。東京の生まれ。大正期の象徴詩に知性と官能美を加え、フランス近代詩の翻訳も多い。文化勲章受章。詩集「月光とピエロ」「砂の枕」「人間の歌」、訳詩集「月下の...
ホルクハイマー【Max Horkheimer】
[1895〜1973]ドイツの哲学者。フランクフルト学派の指導者。米国に亡命し、第二次大戦後、帰国。批判理論によって伝統的理論を批判。著「啓蒙の弁証法」(アドルノとの共著)「批判的理論」「道具的...
ホワイトヘッド【Alfred North Whitehead】
[1861〜1947]英国の数学者・哲学者。B=ラッセルとともに記号論理学を確立。数学の論理的基礎、物理学の哲学的基礎を考察。その後、有機体の概念を中核とする形而上学を展開。著「過程と実在」、共...
ほんじょ‐たすく【本庶佑】
[1942〜 ]医学者。京都の生まれ。専門は分子免疫学。免疫系が多様な抗原を認識し効率的に排除するために重要な、抗体のクラススイッチと体細胞高頻度突然変異の仕組みを解明。これらに関与する酵素AI...
ほんだ‐こうたろう【本多光太郎】
[1870〜1954]物理学者・冶金(やきん)学者。愛知の生まれ。東北大教授・同大学総長。金属材料を研究し、KS鋼・新KS鋼を発明。文化勲章受章。
ほんだ‐せいろく【本多静六】
[1866〜1952]林学者。埼玉の生まれ。東大教授。日本最初の林学博士。国立公園設立に尽力した。著「本多造林学」。
ホーキング【Stephen William Hawking】
[1942〜2018]英国の物理学者。20代で筋萎縮性側索硬化症にかかるも研究を続け、ビッグバンが宇宙の特異点であることの証明、ホーキング放射によるブラックホール蒸発の発見など、天体物理学の分野...
ボアソナード【Gustave Émile Boissonade】
[1825〜1910]フランスの法学者。明治6年(1873)日本政府の招きで来日し、法学教育・法典編纂に当たり、刑法・民法を起草。同28年に帰国。著「日本民法草案」。
ボイル【Robert Boyle】
[1627〜1691]英国の物理学者・化学者。空気ポンプを製作してさまざまな実験を行い、ボイルの法則を発見し、燃焼における空気の役割を研究。また、化学実験の基本的な方法を確立。神学上の研究も行っ...
ボエティウス【Anicius Manlius Severinus Boethius】
[480ころ〜524ころ]古代ローマ末期の哲学者。アテネに遊学し、プラトン・アリストテレスなどのギリシャ哲学をラテン語訳して中世に伝えた。また、キリスト教神学者・音楽理論家としても活躍。東ゴート...