たかはし‐ゆいち【高橋由一】
［1828〜1894］洋画家。江戸の生まれ。初め川上冬崖(かわかみとうがい)、のちワーグマンに師事。明治6年（1873）私塾、天絵楼(てんかいろう)を創立。油彩による写実を追求。作「花魁(おいら...
たかひら【高平】
平安中期、備前の刀工。包平(かねひら)・助平とともに三平(さんぴら)の一人。生没年未詳。
たかまど‐の‐みや【高円宮】
宮家の一。昭和59年（1984）、三笠宮崇仁親王の第3子憲仁(のりひと)親王が創立。
たかむれ‐いつえ【高群逸枝】
［1894〜1964］女性史研究者。熊本の生まれ。昭和5年（1930）平塚らいてうと無産婦人芸術連盟を結成。のち、「母系制の研究」「招婿婚の研究」などを著して女性史研究を確立。
たかやなぎ‐けんじろう【高柳健次郎】
［1899〜1990］電子工学者。静岡の生まれ。日本のテレビジョン技術の開拓者で、昭和2年（1927）初の映像送受信に成功。文化勲章受章。
たかやま‐ちょぎゅう【高山樗牛】
［1871〜1902］評論家。山形の生まれ。本名、林次郎。東大在学中に小説「滝口入道」を発表し、「帝国文学」発刊に参加。「太陽」を主宰。日本主義を唱えた。のちニーチェの思想を賛美し、晩年は日蓮に...
たきざわ‐ばきん【滝沢馬琴】
⇒曲亭馬琴(きょくていばきん) 
杉本苑子の長編歴史小説。昭和52年（1977）、上下2巻で刊行。曲亭馬琴の半生を描く。
たきだいら‐じろう【滝平二郎】
［1921〜2009］切り絵作家。茨城の生まれ。第二次大戦後に木版画家として独立。のちに切り絵に転じ、昭和45年（1970）、「花さき山」で第1回講談社出版文化賞（ブックデザイン部門）を受賞。他...
タキトゥス【Publius Cornelius Tacitus】
1、2世紀ころ、ローマ帝政時代の歴史家・政治家。貴族出身で護民官・執政官・アジア州総督などを歴任。帝政に批判的で、共和政を理想とした。著「ゲルマニア」「歴史」「年代記」など。
たくあん‐そうほう【沢庵宗彭】
［1573〜1646］江戸初期の臨済宗の僧。但馬(たじま)の人。一凍紹滴の法を継ぎ、大徳寺の住持となる。寛永6年（1629）紫衣事件で出羽に流され、のち赦免。徳川家光建立の東海寺の開山となる。著...
