ハーフィズ【Ḥāfiẓ】
[1326ころ〜1390ころ]イランの神秘主義叙情情詩人。死後に編集された詩集が、ゲーテの「西東詩集」に大きな影響を与えた。
プロペルティウス【Sextus Propertius】
前1世紀ごろのローマの詩人。エレゲイアの完成者で、ラテン恋愛叙情詩人の代表者の一人。「詩集」4巻の中心をなす、キュンティアという女性への恋と失恋をうたった作品が有名。生没年未詳。
ボーゲル【Ezra F. Vogel】
[1930〜2020]米国の社会学者。日本および中国を研究し、ハーバード大学東アジア研究センター所長、日米関係プログラム所長などを歴任。1979年に刊行した「ジャパン‐アズ‐ナンバーワン」は、ベ...
ロイスダール【Jacob van Ruisdael】
[1628ころ〜1682]オランダの画家。17世紀オランダ風景画の代表者。重厚な描写のうちに不安と憂愁に満ちた詩情を示し、のちのロマン主義絵画に影響を与えた。
ロスタン【Edmond Rostand】
[1868〜1918]フランスの詩人・劇作家。軽快で叙情的な韻文劇で知られる。戯曲「シラノ=ド=ベルジュラック」「鷲の子」など。
ロンサール【Pierre de Ronsard】
[1524〜1585]フランスの詩人。プレイヤードの指導者としてフランス詩の改革に貢献した。叙情詩集「オード四部集」、叙事詩「ラ=フランシアード」など。
ワイルダー【Billy Wilder】
[1906〜2002]米国の映画監督。オーストリア生まれ。作「サンセット大通り」「昼下りの情事」「アパートの鍵貸します」など。
ワトー【Jean Antoine Watteau】
[1684〜1721]フランスの画家。豊かな色彩と優雅な詩情をもって淑女の社交風景を描き、ロココ美術の代表的画家の一人。
ワルター‐フォン‐デア‐フォーゲルワイデ【Walther von der Vogelweide】
[1170ころ〜1230ころ]中世ドイツの詩人。清新な宮廷恋愛詩により中世ドイツ最大の叙情詩人といわれ、政治・社会をテーマにした格言詩にもすぐれた。作「菩提樹(ぼだいじゅ)の木かげで」。
ワーズワース【William Wordsworth】
[1770〜1850]英国の詩人。自然と人間との霊交をうたい、ともに湖畔詩人とよばれたコールリッジとの共著「叙情民謡集」はロマン主義運動に一時期を画した。ほかに自伝的長詩「序曲」など。