うでん‐のう【優塡王】
《(梵)Udayanaの音写》古代インド、コーシャンビーの国王。妃の勧めで釈迦に帰依し、初めて仏像を造ったといわれる。
こうかいど‐おう【広開土王】
[374〜412]高句麗(こうくり)第19代の王。在位391〜412。諱(いみな)は談徳。南北に進出して朝鮮半島の大半を領有。百済(くだら)と結んで南部に進出した日本軍と戦い、撃退した。鴨緑江(...
こうたい‐おう【好太王】
⇒広開土王(こうかいどおう)
しゅんてん‐おう【舜天王】
[1166〜1237]琉球の王。名は尊敦(そんとん)。源為朝の落胤(らくいん)と伝えられる。1187年王となり、在位51年という。
しょうねい‐おう【尚寧王】
[1564〜1620]琉球の王。第2尚氏王統の第7代。慶長14年(1609)薩摩(さつま)の島津軍の侵略によって捕虜となり、2年間の抑留ののち帰国。島津氏による琉球支配を恥じ、王家の墓へ入ること...
フリードリヒ‐だいおう【フリードリヒ大王】
《Friedrich der Große》[1712〜1786]プロイセン王。在位1740〜1786。自らを「国家第一の下僕」と称した典型的な啓蒙専制君主で、行政改革・軍備拡張・教育、産業の育成...
フレデリック‐だいおう【フレデリック大王】
《Frederick》⇒フリードリヒ大王
ぶんせん‐のう【文宣王】
唐の玄宗皇帝が孔子におくった諡号(しごう)。
り‐たいおう【李太王】
[1852〜1919]李氏朝鮮の第26代の王。在位1863〜1907。廟号(びょうごう)は高宗。大院君の第2子。12歳で即位。国内の権力抗争、日清の対立、日本の侵略に苦しんだ。ハーグ密使事件で日...
ろくそん‐のう【六孫王】
《父貞純親王が清和天皇の第6皇子であったところから》源経基(みなもとのつねもと)の異称。