よしだ‐せいいち【吉田精一】
[1908〜1984]国文学者。東京の生まれ。東京教育大・東大教授。日本近代文学研究に新しい実証主義的方法を樹立。著「自然主義の研究」「近代日本浪漫主義研究」「明治大正文学史」など。
よしの‐ひろし【吉野弘】
[1926〜2014]詩人。山形の生まれ。昭和28年(1953)、詩誌「櫂(かい)」に参加。平易な言葉で人間の温かみを描いた叙情詩で知られる。昭和46年(1971)、詩集「感傷旅行」で読売文学賞...
ラマルク【Jean-Baptiste de Monet Lamarck】
[1744〜1829]フランスの博物学者。無脊椎動物を研究して分類を体系づけ、「無脊椎動物の体系」「動物哲学」などを著して自然発生的進化論に言及。
ラ‐メトリ【Julien Offroy de La Mettrie】
[1709〜1751]フランスの哲学者・医師。デカルトの影響を受けて「人間機械論」を発表、唯物論的、無神論的思想を説いた。ほかに「霊魂の自然誌」など。
ラーゲルレーブ【Selma Ottiliana Lovisa Lagerlöf】
[1858〜1940]スウェーデンの女流小説家。人間と自然への愛を基調に、空想性あふれる作品を書いた。1909年ノーベル文学賞受賞。作「イェスタ=ベルリング物語」「ニルスのふしぎな旅」など。
リッケルト【Heinrich Rickert】
[1863〜1936]ドイツの哲学者。西南ドイツ学派の代表者の一人で、先験的観念論を徹底化した。文化科学と自然科学との方法論の違いを解明し、個性記述の学としての歴史科学の独自な方法論を展開した。...
リヒトホーフェン【Ferdinand von Richthofen】
[1833〜1905]ドイツの地理・地質学者。東南アジア・中国などの自然・地質を調査し、黄土成因論を発表。東西交渉路をシルクロードと命名した。著「中国」など。
リンネ【Carl von Linné】
[1707〜1778]スウェーデンの博物学者。雌雄蕊(ずい)に基づく植物の分類法を提唱。のち、動植物を属名と種名で表す二名法を確立。著「自然の体系」「植物の種」など。
ルソー【Jean-Jacques Rousseau】
[1712〜1778]フランスの啓蒙思想家・小説家。スイス生まれ。「学問芸術論」で人為的文明社会を批判して自然にかえれと主張、「エミール」では知性偏重の教育を批判した。また、「社会契約論」では人...
ルーズベルト【Roosevelt】
(Theodore 〜)[1858〜1919]米国の政治家。第26代大統領。在任1901〜1909。共和党。トラストの摘発、自然保護などの革新政策を行い、外交では、パナマ運河建設、ラテンアメリ...