マイヤー【Conrad Ferdinand Meyer】
[1825〜1898]スイスの詩人・小説家。叙事詩「フッテン最後の日々」、小説「ユルク=イェナッチュ」など。
まえだ‐ゆうぐれ【前田夕暮】
[1883〜1951]歌人。神奈川の生まれ。本名、洋造。尾上柴舟(おのえさいしゅう)に師事。「詩歌」を創刊して、明星派に対抗。自然主義短歌といわれる牧水・夕暮時代を現出した。のち、自由律短歌を提...
マショー【Guillaume de Machaut】
[1300ころ〜1377]フランスの作曲家・詩人。14世紀アルスノバ最大の音楽家。作品にミサ曲「ノートルダム‐ミサ」、長詩「真実物語」など。
マラルメ【Stéphane Mallarmé】
[1842〜1898]フランスの詩人。象徴派の代表者。ポー・ボードレールの影響を受け、独自の手法により純粋詩を追求。詩「エロディアード」「半獣神の午後」「骰子一擲(とうしいってき)」など。
マリネッティ【Emilio Filippo Tommaso Marinetti】
[1876〜1944]イタリアの詩人。1909年「未来派宣言」を発表、未来派運動の指導者的役割を果たした。のち、ファシズムに同調。詩「老水夫」、小説「未来派人マファルカ」など。
マリーノ【Giambattista Marino】
[1569〜1625]イタリアの詩人。その奇想的、感覚的詩風はマリニズモとよばれ、17世紀イタリアのバロック文学を方向づけた。長編叙事詩「アドーネ」など。
まるやま‐かおる【丸山薫】
[1899〜1974]詩人。大分の生まれ。詩誌「四季」の中核の一人として、浪漫的叙情詩に光彩を放った。詩集「帆・ランプ・鴎」「連れ去られた海」など。
マロ【Clément Marot】
[1496〜1544]フランスの宮廷詩人。プロテスタンティズムに傾いて迫害を受けながら、書簡詩・風刺詩などに軽妙洒脱な詩才を示した。詩集「クレマンの青春」「地獄」など。
マンゾーニ【Alessandro Manzoni】
[1785〜1873]イタリアの詩人・小説家・劇作家。イタリアロマン派の代表者で、カトリック的理想と近代的精神とを統合した作品を書いた。歴史小説「婚約者」など。
ミウォシュ【Czesław Miłosz】
[1911〜2004]ポーランド生まれの詩人・小説家。フランスへ亡命したのち、1960年に米国へ移住、1970年帰化。悲哀と幻滅をたたえた叙情詩が多い。1980年ノーベル文学賞受賞。詩集「真昼の...