アイギ【Gennadiy Nikolaevich Aygi】
[1934〜2006]ロシアの詩人。少数民族チュバシ人で、初期にはチュバシ語で詩作したが、パステルナークのすすめにより、ロシア語でも詩作をはじめた。難解な作風ながら、西欧を中心に評価が高い。詩集...
ふじわら‐の‐ゆきなり【藤原行成】
[972〜1028]平安中期の公卿・書家。名は「こうぜい」とも。伊尹(これただ)の孫。三蹟の一人で、その筆跡を歴任した権中納言・権大納言から権跡(ごんせき)という。和様書道の完成者で、世尊寺流の...
フッフ【Ricarda Huch】
[1864〜1947]ドイツの女流小説家・詩人。新ロマン主義運動を推進。歴史家としても活躍。自伝的小説「ルドルフ=ウルスロイの思い出」、評論「ロマン主義の開花期」など。フーフ。
フライリヒラート【Hermann Ferdinand Freiligrath】
[1810〜1876]ドイツの詩人。ロマン主義から出発、のち政治詩を発表。詩集「現代政治社会詩集」。
フルベッキ【Guido Herman Fridolin Verbeck】
[1830〜1898]オランダ人宣教師。1859年(安政6)米国のオランダ改革派教会から派遣されて来日。明治維新後、大学南校頭取、また政府顧問となり、岩倉使節団の派遣、ドイツ医学の採用などを進言...
ブライアント【William Cullen Bryant】
[1794〜1878]米国の詩人・ジャーナリスト。清教徒的倫理観と自然愛とをうたった。詩「水鳥へ」「森の聖歌」など。
ブランデン【Edmund Charles Blunden】
[1896〜1974]英国の詩人・批評家。田園詩にすぐれ、東大で英文学を講じた。詩集「羊飼い」、従軍記「戦争余韻」など。
ブリッジェズ【Robert Bridges】
[1844〜1930]英国の詩人。美しい韻律美による典雅な詩風を示した。作「美の遺言」など。
ブルトン【André Breton】
[1896〜1966]フランスの詩人・小説家・批評家。ダダイスム運動に参加。のち、シュールレアリスム運動の指導者となった。著「シュールレアリスム宣言」「ナジャ」など。