アナクサゴラス【Anaxagorās】
[前500ころ〜前428ころ]古代ギリシャの哲学者。万物の根底をなす無数の元素をスペルマタ(種子)と名づけ、その混沌(こんとん)状態にヌース(精神・理性)が運動を与えて、秩序ある世界が形成された...
アナクシマンドロス【Anaximandros】
[前610ころ〜前547ころ]古代ギリシャの哲学者。万物の根源は不生不滅で永遠に運動するアペイロン(無限なるもの)であり、このアペイロンから無数の世界が生成すると説いた。
アナクシメネス【Anaximenēs】
[前585ころ〜前528ころ]古代ギリシャの哲学者。万物はその根源としての空気の濃厚化と希薄化とによって生成すると説いた。
アナクレオン【Anakreōn】
[前570ころ〜前480ころ]古代ギリシャの叙情詩人。恋と酒を歌った快楽派詩人として名高い。後世に「アナクレオン風」という詩風を残す。
アナトール‐フランス【Anatole France】
⇒フランス
ステッセル【Anatoliy Mikhaylovich Stessel'】
[1848〜1915]ロシアの軍人。日露戦争で旅順要塞(ようさい)司令官として日本軍と戦い、敗れて降伏。水師営で乃木将軍と会見。
フランス【Anatole France】
[1844〜1924]フランスの小説家・批評家。軽妙・辛辣な社会風刺が特色。晩年は社会主義に接近。1921年ノーベル文学賞受賞。小説「タイス」「赤い百合」、評論「文学生活」など。アナトール=フランス。
ミコヤン【Anastas Ivanovich Mikoyan】
[1895〜1978]ソ連の政治家。第二次大戦前から経済閣僚として重きをなした。副首相・ソ連最高会議幹部会議長などを歴任。1965年引退。
ラパポート【Anatol Rapoport】
[1911〜2007]米国の数学者・心理学者。ロシアに生まれ、米国に帰化。国際政治学にゲームの理論を適用、抑止戦略論を批判するなど平和研究の先駆者となった。著「戦争・ゲーム・論争」など。
ルナチャルスキー【Anatoliy Vasil'evich Lunacharskiy】
[1875〜1933]ソ連の芸術学者・批評家・政治家。早くから革命運動に参加し、十月革命後は教育人民委員。また、芸術理論家として文学・芸術運動の指導にあたった。著「実証美学の基礎」「オリバー=ク...