アラゴン【Louis Aragon】
[1897〜1982]フランスの詩人・小説家。ダダイスム・シュールレアリスム運動を経て共産主義に転じ、第二次大戦中は対独抵抗運動に参加。詩集「断腸」、小説「レ‐コミュニスト」など。
アルチュセール【Louis Althusser】
[1918〜1990]フランスの哲学者。マルクス主義理論を構造主義的にとらえなおし、斬新な理論構築を企てた。著「甦(よみがえ)るマルクス」「資本論を読む」。
オルコット【Louisa May Alcott】
[1832〜1888]米国の女流作家。自身の姉妹をモデルにした自伝的な家庭小説「若草物語」などで有名。
ギベルティ【Lorenzo Ghiberti】
[1378〜1455]イタリアの彫刻家。フィレンツェのサンタ‐マリア‐デル‐フィオーレ大聖堂の洗礼堂を飾る青銅扉の作者として有名。著に「覚え書」がある。
サイヤン【Louis Saillant】
[1910〜1974]フランスの労働運動指導者。第二次大戦中、対独レジスタンスを指導し、1944年に抵抗全国評議会議長となった。翌年、世界労連(WFTU)発足とともに初代書記長に就任。
サン‐シモン【Louis de Rouvroy, duc de Saint-Simon】
[1675〜1755]フランスの政治家・作家。公爵。ルイ14世晩年の宮廷生活を描いた「回想録」は有名。
シュタイン【Lorenz von Stein】
[1815〜1890]ドイツの法学者・社会学者。国家の社会政策による資本主義の発展を主張。渡欧した伊藤博文に憲法・行政法を講義したことで知られる。
セリーヌ【Louis-Ferdinand Céline】
[1894〜1961]フランスの小説家。第一次大戦後、世界の悪意と人間の悲惨を描いた作品で物議をかもす。のち、反ユダヤ主義の著作を発表し、第二次大戦後に戦犯の罪に問われた。作「夜の果てへの旅」「...
ダゲール【Louis Jacques Mandé Daguerre】
[1787〜1851]フランスの画家・写真家。オペラの背景画家であったが、銀板写真術(ダゲレオタイプ)を完成、近代写真術の祖といわれる。→銀板写真
ダンセイニ【Lord Dunsany】
[1878〜1957]アイルランドの劇作家・小説家。幻想的、風刺的な作風で、短編小説も残した。戯曲「アラビア人の天幕」「山の神々」など。ダンセニー。