グリーン【Julien Green】
[1900〜1998]フランスの小説家。精神と肉体の相克、信仰と罪などの問題をカトリックの立場から追究した。小説「幻を追う人」「閉された庭」「アシジの聖フランチェスコ」など。
コルタサル【Julio Cortázar】
[1914〜1984]アルゼンチンの小説家・詩人。幻想的作風で知られ、現代人の苦悩と魂の彷徨(ほうこう)を描いた長編小説「石蹴り遊び」は、現代ラテンアメリカ文学を代表する作品の一つ。ほかに、短編...
シュウィンガー【Julian Seymour Schwinger】
[1918〜1994]米国の物理学者。相対論的場の量子論の定式化を完成した。1965年にR=P=ファインマン・朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を受賞。
スクリバ【Julius Scriba】
[1848〜1905]ドイツの外科医。1881年(明治14)に来日して西洋外科学を紹介し、日本の近代医学に貢献。
デュビビエ【Julien Duvivier】
[1896〜1967]フランスの映画監督。トーキー初期の文芸映画を開拓し、ペシミズムを作風とする名作を数多く発表した。代表作「望郷」「舞踏会の手帖」「旅路の果て」など。
デーデキント【Julius Wilhelm Richard Dedekind】
[1831〜1916]ドイツの数学者。無理数論・自然数論の基礎の確立に貢献。著「数とは何か、何であるべきか」など。デデキント。
ニエレレ【Julius Kambarage Nyerere】
[1922〜1999]タンザニアの政治家。独立運動を指導し、1961年の独立とともに首相、次いで共和国の初代大統領に就任。独自の社会主義路線を推進。
バンダ【Julien Benda】
[1867〜1956]フランスの哲学者。徹底した合理主義者として、ベルクソン哲学・弁証法・実存主義などを批判した。著「聖職者の背任」。
パスキン【Jules Pascin】
[1885〜1930]ブルガリア生まれの画家。エコール‐ド‐パリの一人。世界各地を放浪し米国に帰化したが、パリで自殺。
ベルヌ【Jules Verne】
[1828〜1905]フランスの小説家。近代空想科学小説の先駆者とされる。作「月世界旅行」「海底二万里」「八十日間世界一周」など。