プルードン【Pierre Joseph Proudhon】
[1809〜1865]フランスの社会主義者。民主的な経済制度や相互連帯に基づく自由で平等な社会の実現を主張。経済的自由主義・共産主義・国家を否定した。著「財産とは何か」「貧困の哲学」など。
ベランジェ【Pierre Jean de Béranger】
[1780〜1857]フランスの詩人。シャンソン作家として民衆の人気を集めた。作「古い旗」「老兵士」など。
ベルトロ【Pierre Eugène Marcelin Berthelot】
[1827〜1907]フランスの化学者。有機化合物の合成を研究し、反応速度と反応熱の関係を論じて、熱化学を開拓。晩年は錬金術文献を研究。
ベール【Pierre Bayle】
[1647〜1706]フランスの哲学者。デカルトの懐疑の方法を継承して歴史学・哲学・神学に導入し、「歴史的批判的辞典」を著した。
ボナール【Pierre Bonnard】
[1867〜1947]フランスの画家。身近な生活情景に材を取り、色彩それ自体の美を追求した。
ボーマルシェ【Pierre Augustin Caron de Beaumarchais】
[1732〜1799]フランスの劇作家。才気とユーモアと風刺に富む喜劇「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」で知られる。
マスカーニ【Pietro Mascagni】
[1863〜1945]イタリアの作曲家。写実主義オペラを確立。作品にオペラ「カバレリアルスティカーナ」など。
マリボー【Pierre Carlet de Chamblain de Marivaux】
[1688〜1763]フランスの劇作家・小説家。巧みな心理分析と洗練された文体を特徴とする恋愛喜劇や小説を書いた。戯曲「愛と偶然との戯れ」、小説「マリアンヌの生涯」など。
マルタン【Pierre Émile Martin】
[1824〜1915]フランスの製鋼技術者。ジーメンスの蓄熱式反射炉の原理を利用して平炉製鋼法(ジーメンスマルタン法)を発明、転炉法より炭素の少ない鋼鉄を得ることに成功した。
マンデス‐フランス【Pierre Mendès France】
[1907〜1982]フランスの政治家。急進社会党員。第二次大戦中はド=ゴールの自由フランス政府に参加。1954年首相となり、インドシナ戦争の休戦を実現。