ウィルヘルム【Wilhelm】
(4世)[1447〜1508]バイエルン公。在位1463〜1508(1463〜1467は兄ジギスムントと共同統治)。所領の細分化を防ぐため分割相続の禁止を布告した。
ウィルヘルム‐テル【Wilhelm Tell】
伝説化されたスイスの英雄。14世紀初めごろ、スイス独立運動に活躍。弓の名人で、愛児の頭上のリンゴを弓で射た話は有名。ウィリアム=テル。 1 《原題、(ドイツ)Wilhelm Tell》シラ...
ウィレム【Willem】
[1533〜1584]ネーデルラント連邦共和国初代総督。在位1579〜1584。スペインに対するオランダ独立戦争の指導者。デルフトで暗殺された。沈黙公。オラニエ公。
ウィンデルバント【Wilhelm Windelband】
[1848〜1915]ドイツの哲学者・哲学史家。カントの批判哲学を発展させ、新カント学派の中の西南ドイツ学派の創始者となった。著「近世哲学史」「哲学概論」。
ウィーン【Wilhelm Wien】
[1864〜1928]ドイツの物理学者。熱放射を研究し「ウィーンの輻射(ふくしゃ)法則」「ウィーンの変位則」を発表、プランクの量子仮説の先駆をなした。1911年、ノーベル物理学賞受賞。
ウォラストン【William Hyde Wollaston】
[1766〜1828]英国の化学者・物理学者。白金鉱石の分析を通して新元素パラジウム・ロジウムを発見。また、可鍛性(かたんせい)白金の製法を考案し、極細の白金線(ウォラストン線)の作成に成功する...
エアトン【William Edward Ayrton】
[1847〜1908]英国の電気工学者。1873年(明治6)日本政府の招きで来日し、電気工学の基礎を築くのに寄与。日本最初のアーク灯の点灯に成功。
エイントーフェン【Willem Einthoven】
[1860〜1927]オランダの生理学者。わずかな電気変動を測定する弦電流計を考案し、心臓などの電気現象を研究。心電図法の発見により、1924年ノーベル生理学医学賞を受賞。アイントホーフェン。
エンプソン【William Empson】
[1906〜1984]英国の批評家・詩人。ケンブリッジ大学在学中に書いた評論「曖昧の七つの型」で、ニュークリティシズムへの道を開いた。詩風は難解。日本の大学で教鞭(きょうべん)をとったこともある...
オッカム【William of Occam】
[1285ころ〜1349ころ]英国のスコラ哲学者。実在論に反対して唯名論を唱え、英国における経験論の基を開いた。オッカムのウィリアム。