とうぎ‐てってき【東儀鉄笛】
[1869〜1925]俳優・音楽家。京都の生まれ。本名、季治(すえはる)。雅楽の家に生まれて洋楽も学ぶ。文芸協会の創立に参加し、俳優として活躍。早稲田大学校歌「都の西北」の作曲者。
とうば【東坡】
中国宋代の文人、蘇軾(そしょく)の号。
ひがしくぜ‐みちとみ【東久世通禧】
[1834〜1912]幕末の公卿。七卿落ちの一人。京都の人。号、竹亭など。尊王攘夷(じょうい)派として活躍。明治新政府の外交にあたり、のち元老院議官・枢密院副議長などを歴任。
ひがしくに‐なるひこ【東久邇稔彦】
[1887〜1990]軍人。旧皇族。京都の生まれ。第二次大戦終結直後、首相として皇族内閣を組織し終戦処理にあたった。→幣原喜重郎
ひがしくに‐の‐みや【東久邇宮】
旧宮家の一。明治39年(1906)久邇宮朝彦親王の第9王子稔彦(なるひこ)王が創立。昭和22年(1947)宮家廃止。
ひがしふしみ‐の‐みや【東伏見宮】
旧宮家の一。明治3年(1870)伏見宮邦家親王の第八王子彰仁親王が創立。小松宮と改称後、明治36年(1903)その弟依仁親王が復興。大正11年(1922)親王が死去し廃絶。
ひがしやま‐あきら【東山彰良】
[1968〜 ]小説家。台湾の生まれ。「路傍」で大藪春彦賞、「流(りゅう)」で直木賞受賞。他に「ブラックライダー」など。
ひがしやま‐ちえこ【東山千栄子】
[1890〜1980]女優。千葉の生まれ。本名、河野せん。築地小劇場・俳優座で活躍。「桜の園」の女主人公役などで好評を得た。
ひがしやま‐てんのう【東山天皇】
[1675〜1710]第113代天皇。在位1687〜1709。霊元天皇の第4皇子。名は朝仁(あさひと)。久しく中絶していた立太子礼と大嘗祭(だいじょうさい)を再興した。
ひがしやま‐どの【東山殿】
足利義政が東山に造営した山荘。現在の銀閣寺。 足利義政の通称。