おもてそで【表袖】
袷 (あわせ) など、袖口が2枚に見えるように仕立てた袖の表側。⇔裏袖。
おもてだいみょう【表大名】
江戸時代、外様 (とざま) 大名のこと。
おもてだか【表高】
江戸時代、大名の表向きの禄高 (ろくだか) 。⇔内高 (うちだか) 。
おもてだな【表店】
表通りに面して建てられている家。⇔裏店。
おもてづかい【面使い】
能の演技で、顔を左右に動かして見回す型。
おもてつき【表付き】
1 建物の正面。「銀座通りに面した—とはちがって」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 雪駄などで、畳表のついたもの。 3 外見。みてくれ。「内証はともあれ、—のよい、親にかかりの息子には」〈浮・禁短気・六〉
おもてどうぐ【面道具】
1 眉・目・鼻・口など顔に属する部分の総称。顔の造作。「其他の—もまずくは無く」〈露伴・いさなとり〉 2 《代表的な道具の意から》その人の職業柄、または体面を保つうえに必要な道具。「時々の着る物に相応の羽織、麻の上下、中脇差一腰は、町人の—なれば」〈浮・織留・五〉
おもてどおり【表通り】
市街の主要な道路。⇔裏通り。
おもてながや【表長屋】
表通りに建てられている長屋。⇔裏長屋。
おもてにほん【表日本】
本州の太平洋に面する地方を称した語。太平洋沿岸地域。⇔裏日本。