かさいおどり【葛西踊(り)】
念仏踊りの一。江戸時代、武蔵国葛西の農民が鉦 (かね) ・太鼓・笛の囃子 (はやし) で、江戸の大路を踊り回ったもの。葛西念仏。泡斎 (ほうさい) 念仏。
かさいかんちき【火災感知器】
火災の発生を自動的に感知して警報する装置。ふつう、建物の中央に取り付け、温度の上昇に反応する熱感知器と煙の微粒子に反応する煙感知器とがある。
かさいきゅうじょぶくろ【火災救助袋】
高層建築物での火災のとき、避難するのに用いる布製の筒状の用具。窓などに取り付けて地上に斜めに垂らし、中を滑り降りる。救助袋。
かさいけいほう【火災警報】
火災の発生しやすい気象条件になったときに出される警報。空気が乾燥して強風が吹くときに出される。
かさいし【加西市】
⇒加西
かさいねんぶつ【葛西念仏】
1 「葛西踊り」に同じ。 2 歌舞伎下座音楽の一。葛西踊りの囃子 (はやし) を模したもので、鉦 (かね) と太鼓を三点ずつ一緒に打つ。農家・仏寺・土手などの寂しい場面や、立ち回り、殺し場に用いる。
かさいのり【葛西海苔】
昔、葛西辺りの海でとれた海苔。
かさいばやし【葛西囃子】
江戸中期、武蔵国葛西で始められたといわれる祭り囃子。現在の東京都およびその周辺の祭り囃子の祖とされる。
かさいぶね【葛西舟】
葛西の農産物を江戸へ運んだり、肥料用に江戸の糞尿 (ふんにょう) を葛西へ運んだりするのに用いた舟。
かさいほうちき【火災報知機】
火災の発生を急報する押しボタン式の発信装置。消防機関へ直接通報できるものや、建物内でベルを鳴らして知らせるものがある。