しょうしょうのうれえ【蕭牆の患え】
《「韓非子」用人から》一家の内部に起こるもめごと。うちわもめ。蕭牆の禍 (わざわい) 。
しょうしょうのわざわい【蕭牆の禍】
「蕭牆の患 (うれ) え」に同じ。
しょうしょうはっけい【瀟湘八景】
瀟湘地方の八つの景勝。山市晴嵐・漁村夕照・遠浦帰帆・瀟湘夜雨・煙寺晩鐘・洞庭秋月・平沙落雁・江天暮雪をいう。北宋の宋迪 (そうてき) がこれを描き、画題によく用いられる。日本の近江八景・金沢八景はこれに倣ったもの。
しょうしょうはっけいず【瀟湘八景図】
瀟湘八景を主題とする絵画。北宋時代の文人画家宋迪 (そうてき) が創始したものとされ、王洪、牧渓 (もっけい) らの作品が知られる。日本でも鎌倉時代前後から画題として好まれるようになった。狩野元信、相阿弥、池大雅、横山大観といった画家の代表作にもこの画題がみられる。 [補説]作品名別項。→瀟湘八景図