じげあみ【地下網】
一村または集落による漁労組織。村または集落の住民が、各自資金・資材・労力などを提供し合って、網による漁業を共同経営すること。村張りの網。
じげうけ【地下請】
⇒百姓請 (ひゃくしょううけ)
じげざむらい【地下侍】
身分の低い武士。ある土地に土着し、平常は農耕に従事した。
じげにん【地下人】
1 「地下 (じげ) 1」に同じ。 2 「地下 (じげ) 2」に同じ。「侍は知行を取り上げられ、—は身上衰へて田地を売りて」〈仮・浮世物語・五〉 3 「地下 (じげ) 3」に同じ。「国々の兵 (つはもの) に、和仁 (わに) 、堅田 (かただ) の—どもを差し添へて」〈太平記・一七〉
じげのくぎょう【地下の公卿】
清涼殿殿上 (てんじょう) の間に昇殿を許されない公卿。地下の上達部 (かんだちめ) 。
じげのしょだいぶ【地下の諸大夫】
四位・五位の官人で、清涼殿殿上 (てんじょう) の間への昇殿を許されない者。
じげは【地下派】
近世和歌の一派。松永貞徳を祖とし、二条派の歌学を唱えたが、貴族的な和歌を庶民の間に広めた。→堂上派