じしんけい【地震計】
地震による地表の振動を記録する器械。振り子を用い、地面の動きに対する相対運動を記録するもの。
じしんこ【地震湖】
地震による崖崩れや土石流によって河川がせき止められ、その上流に大量の水がたまった状態。急激な決壊によって下流域に大きな被害をもたらすことがある。→河道閉塞
じしんこう【地神講】
農村で地神を祭る講。その行事は春・秋の社日に行うところが多い。
じしんたい【地震帯】
地震が特に多く発生する、細長い帯状の地域。環太平洋地震帯・中央海嶺 (かいれい) 地震帯など。
じしんたんさ【地震探査】
爆薬の爆発を利用して人工的な地震を発生させ、その地震波(弾性波)の伝播 (でんぱ) の状況から地下の構造を知り、鉱床などの地下資源を探索する方法。地震探鉱。
じしんだんそう【地震断層】
地震に伴って地表に現れた断層。濃尾地震による根尾谷断層、北伊豆地震による丹那断層、兵庫県南部地震による野島断層など。地表地震断層。地表断層。
じしんつなみ【地震津波】
海底で地震に伴う急激な地殻変動が起こったときに生じる津波。
じしんどう【地震動】
地震波の到達によって起こされた地面の振動。→短周期地震動 →長周期地震動
じしんのま【地震の間】
地震の際に避難する所として設けられた部屋。鎌倉・京都の将軍の御所、江戸城などに造られた。
じしんは【地震波】
地震の際、震源から四方に伝わる弾性波。実体波のP波(縦波)・S波(横波)、表面波のL波・R波などがある。