ちゅうしょうげいじゅつ【抽象芸術】
現実の対象の再現を意図せず、色・形・量感など造形要素それ自体のもつ可能性を追求する芸術。20世紀初頭に始まる。抽象美術。アブストラクトアート。
ちゅうしょうだいすうがく【抽象代数学】
抽象的な要素の集合としての代数系を取り扱う現代数学の一部門。群・環・体などが対象となる。
ちゅうしょうてき【抽象的】
[形動] 1 いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化して考えるさま。「本質を—にとらえる」 2 頭の中だけで考えていて、具体性に欠けるさま。「—で、わかりにくい文章」⇔具象的/具体的。
ちゅうしょうひょうげんしゅぎ【抽象表現主義】
《abstract expressionism》第二次大戦後、米国で興ったアクションペインティングをはじめとする非幾何学的な抽象絵画の総称。広くは欧州で興った同傾向のアンフォルメルなどを含む。
ちゅうしょうめいし【抽象名詞】
名詞の分類の一。抽象的概念を表す名詞。「勇気」「平和」など。
ちゅうしょうろん【抽象論】
物事の実体・具体性を備えていない、単に頭の中で考えられただけの意見や考え。
ちゅうしょうきぎょうきんゆうえんかつかほう【中小企業金融円滑化法】
《「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律」の略称》中小企業や住宅ローンの借り手が金融機関に返済負担の軽減を申し入れた際に、できる限り貸付条件の変更等を行うよう努めることなどを内容とする法律。平成20年(2008)秋以降の金融危機・景気低迷による中小企業の資金繰り悪化等への対応策として、平成21年(2009)12月に約2年間の時限立法として施行。期限を迎えても中小企業の業況・資金繰りは依然として厳しい状態にあったことから、二度にわたって延長され、平成25年(2013)3月末をもって終了した。中小企業等金融円滑化法。金融円滑化法。 [補説]同法の失効後は、全国の財務局・財務事務所に設置された専用の相談窓口で個別の相談に対応するほか、信用保証協会・地域金融機関・商工会議所などで構成される中小企業支援ネットワークによる経営改善支援、企業再生支援機構を改組した地域経済活性化支援機構による事業再生支援や企業再生ファンドへの出資など、総合的な対策がとられる。
ちゅうしょうきぎょうとうきんゆうえんかつかほう【中小企業等金融円滑化法】
⇒中小企業金融円滑化法
ちゅうしょうきぎょうしんじぎょうかつどうそくしんほう【中小企業新事業活動促進法】
《「中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律」の略称》中小企業の創業・経営革新・異分野連携の促進・支援について定めた法律。平成11年(1999)に中小企業経営革新支援法として成立。平成17年(2005)に新事業創出促進法・中小創造法(正式名称「中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法」)と統合して現名称に変更。中促法。
ちゅうしょうしゅぎ【抽象主義】
20世紀初頭に始まり現在に至る抽象芸術の一連の動き。