ちょうこうえ【長講会】
1 長講の法会 (ほうえ) 。 2 陰暦6月4日の伝教 (でんぎょう) 大師最澄の忌日に、比叡山で営む法華経の講論。伝教会。《季 夏》
ちょうこうさ【潮候差】
⇒高潮間隔 (こうちょうかんかく)
ちょうこうし【調香師】
香りを調合する技術者。化粧品などの香りを扱うパヒューマーと、飲食物などの匂いを扱うフレーバリストに分かれる。養成する専門学校などはあるが、特別の資格はない。→臭気判定士
ちょうこうせい【聴講生】
大学などで、正規の学生ではないが、特にある科目の聴講を許可されている者。
ちょうこうデルタ【長江デルタ】
中国、長江河口の三角州地帯。上海を中心に杭州・蘇州に広がる。豊かな農業地帯であったが、近年は工業地帯として大発展。 多田裕計の短編小説。第二次大戦時の中国を舞台とする作品。昭和16年(1941)発表。同年、第13回芥川賞受賞。
ちょうこうぶんめい【長江文明】
長江(揚子江)の流域で発達した、稲作を基盤とする古代農耕文明。新石器時代初期に中流域で栄えた彭頭山 (ほうとうざん) 文化や、新石器時代晩期に中流域で栄えた屈家嶺 (くつかりょう) 文化、下流域で栄えた良渚 (りょうしょ) 文化などを経て、春秋戦国時代の楚・呉・越の文化に受け継がれたと考えられている。 [補説]黄河中下流域では、長江文明とほぼ同時期に、畑作を基盤とする黄河文明が発達していた。
ちょうこうゆ【丁香油】
⇒丁子油
ちょうこうがいこう【朝貢外交】
何らかの見返りを期待して他国の機嫌をとるような外交の姿勢を揶揄 (やゆ) する言い方。近代以前に中国の周辺諸国が中国の王朝に対して行った朝貢になぞらえた表現。
ちょうこうガラス【調光ガラス】
電気、光、熱などによって色調・濃度が可逆的に変化するガラス。電流を流すと色が変わるエレクトロクロミズム、光を照射すると透過率が変わるフォトクロミズムなどの現象を利用したガラスが知られる。窓ガラスに使用。→エレクトロクロミックガラス →フォトクロミックガラス
ちょうこうきだん【長江気団】
⇒揚子江気団